貯金のメリット・デメリット


貯金のメリット・デメリット

【コーチングとヒーリングの融合】杉本ワークスの杉本浩章です。


貯金のメリットとデメリットの両方を知っておくことは大切です。

貯金にデメリットなんぞあるのか、たくさんの貯金や預金があればいいじゃないかと思われるかもしれません。

しかし、デメリットは確実に存在します。



メリットの方から先にいきましょう。


お金の役割(機能)は主に2つです。(正確には3つですが)

「交換機能」と「貯蓄機能」です。

お金を出して何かを買えば、お金と何かを交換したわけですから、この場合、お金が交換機能を果たしたことになります。


そして貯蓄機能ですが、余った価値や労働力を一時的に保管するのがその役割です。貯金ですね。

お金の機能は主にこの2つです。


正確にはお金の機能は3つと言ったのは、「増殖機能」です。

現代の日本の資本主義社会では、お金や資本には、その存在だけで利子(利益)がつきます。

銀行にお金を預ければ利子がつきますし(もっとも今の日本は利率がものすごく低いですが)、土地や家などを貸せば、地代や家賃が入ります。

資本の持ち主自身が直接労働力を提供しなくても、利子によってお金が入ってきます。いわば、労働力を提供しているのは資産やお金の存在そのものであって、「資産やお金に働かせている」と言えます。

だから、お金の増殖機能なのです。


社会主義を提唱したマルクスの経済学では、「資本とは、剰余価値を生むことにより自己増殖する価値の運動体」と定義していますが、現代ではまさにそのとおりです。

経済学とは本来、資源の最適な分配を目標としており、結果は別として、マルクスは資本家と庶民との経済格差の増大を危惧して、マルクス経済学と社会主義を提唱した学者です。

※ カール・ハインリヒ・マルクス(ドイツ語: Karl Heinrich Marx, 1818年5月5日 - 1883年3 月14日)は、ドイツ・プロイセン王国出身の哲学者、思想家、経済学者、革命家。



貯金や現金があれば、すぐにそれを他の価値へと交換・変更することができます。


例えば、土地をたくさん持っていても、それをすぐに他の価値に変換できるかというと、それは難しい場合があります。

土地を売るにしても、すぐに買い手が見つからないかもしれないし、不動産屋さんに頼むにしても、手数料がかかってしまったり、売れたら売れたで譲渡税がかかります。

貸すにしても、それまでに、それなりの時間とお金がかかります。

現金は土地と比べて、明らかにフットワークが軽いのです。



もうひとつ、コーチング的な視点で、現金や貯金のメリットを言うと、「裕福なセルフトークを築ける」ということです。

もし、財布や銀行口座にお金が全然入っていないと、「お金がないな~」などと、つい口走ってしまうかもしれません。

コーチングを実践されている方はご承知のとおり、セルフトークは未来の自分のセルフイメージを形成しますから、このセルフトークがどんなに危険かは容易に想像がつきます。


ある程度の預貯金は、人生をより豊かで安心できるものにするためには、なくてはならないものですし、それがきちんとしていれば、セルフトークと未来のセルフイメージを守ることができます。

どの程度の預貯金を持つべきかは、その人のゴール次第ということになります。



一方、貯金のデメリットについてです。

お金の価値に絶対性はありません。相対的な存在です。

要するに、お金の価値は上下するし、一定ではないのです。


「インフレ」と「デフレ」です。

一般に、インフレ(インフレーション)とは、物価が上がる(モノの価値が上がる)ことと認識されています。

デフレ(デフレーション)はその逆で、物価が下がる(モノの価値が下がる)ことです。

こう聞くと、インフレは正しいことのようにも思えます。

需要が上がり、モノの価値が上昇し、高く売れれば、売上や利益、収入や給料が増えると錯覚します。


しかし、この認識は明らかに誤りです。

正確には、インフレは、お金の価値が下がることをいいます。

つまり、貯金があっても、インフレによってお金の価値が下がれば、事実上、貯金は目減りしていることになるのです。


政府や日銀はインフレ目標を2%としています。

こうすることで、国民は精神的に景気や経済規模がゆるやかに上昇していると感じるからと多くの経済学者の見解です。

しかし、本質は、あなたの貯金は1年で2%目減りしている、価値が下がっているのですよ、なのです。

本来、お金の出発点や機能から考えると、インフレもデフレもあってはなりません。

まぁ、デフレになると、事実上貯金は増えることになりますが。。



貯金のデメリットとは、インフレの場合、貯金が目減りするということです。

お金の価値に絶対性はなく、価値が上下することをきちんと認識している必要がありますし、政府の政策がインフレ目標2%と言って、皆さんの預貯金の目減りを政府が肯定しているということです。


政府は、インフレの方が都合がいいのです。

国債(国の国民に対する借金)や利子が少なくなるからです。



ある程度の現金や預貯金を持っておくことは非常に大切ですが、その価値が変動していることを、私たちはよく認識する必要があります。

最も安全な資産の保管法は、「金(きん)」に換えておくことでしょう。

あるいは、何かしらの資産価値が担保されるモノなどに投資しておくことが望ましいです。


でもまずは、ファイナンスも含めた、「現状の外側のゴール設定」からです。

ゴールが先にあって、認識や、やるべきことが後から生まれます。


今日も最後までブログを読んで頂き、ありがとうございます。

2018年01月12日