大周天で龍を目覚めさせよ!!


大周天で龍を目覚めさせよ!!

【コーチングで世界を創造する】杉本ワークスの杉本浩章です。


大周天は難しいというご相談をよく頂きます。

身もふたもない言い方をしてしまうと、ただの慣れの問題なので、少しずつ慣れていって頂きたいと思います。


ただ、多くの人は、何でこんなに複雑なのだろうかという疑問をお持ちではないでしょうか。

恐らく、このブログをお読みの方のほとんどは、苫米地博士ファンであろうかと思うので、苫米地博士の書籍の大周天を実践されているのでしょう。

しかし、大周天の方法論は、実は意外と多種多様です。

宇宙の秘伝の気(抽象度エネルギー)を取り入れつつ、身体の気の循環が巡ればいいので、色々とやり方やアルゴリズムは考えられます。


極端な言い方をすれば、自分でやらず、式神に命令して大周天をやらせる方法だってあるくらいです。

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大周天の詳しいやり方は、苫米地英人博士の著作、【夢が勝手にかなう「気功」洗脳術〜脳科学から見た「気功」の正体】をお読みください。


夢が勝手にかなう「気功」洗脳術〜脳科学から見た「気功」の正体

大周天をざっくり言うと、尾骨付近(第7ムーラダーラチャクラ)に気の球を練り、背骨に沿って上げていきます。息を吸うときは10㎝上げ、息を吐くときは体をゆるめながら5㎝下げる。そうやって気の球を上下運動させながら最終的におでこ(第1アジュナ―チャクラ)にもっていく。

そして、おでこから気の球を出して宇宙を巡らせ、たっぷりと宇宙の壮大なスケール感・エネルギー感を感じながら、再び気の球をおでこから入れて戻し、額、喉、胸、お腹と体の前面内側に沿って下ろしていき、尾骨付近へと戻します。



大周天でやっていることは大きく2つです。

ひとつは宇宙の壮大なエネルギーを取り入れること。苫米地理論で言えば、情報身体(情報空間上での身体)を大きくし、抽象度エネルギー(情報空間上の位置エネルギー)を利用できるようにすること。

宇宙の壮大なスケール感と臨場感を感じることで、それを可能にします。


もうひとつが、身体の気の流れを循環させていること。気の球を尾骨から背に沿って上下し、最後はおでこから下げて尾骨に戻す、この循環作業に意味があります。

気(生命エネルギー)が循環すると、人は健康で元気になります。

病は気血の流れが滞っているのが原因で、気や血を何らかの方法で循環を促すことで、代謝が活性化され、自己治癒力が高まり、病や不調を改善していきます。これを「小周天」といいます。


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「クンダリーニ覚醒」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

インドヨガの言葉で、ヨガには本来3つあります。

「ハタヨガ」、「クンダリーニヨガ」、「ラージャヨガ」です。


ラージャヨガは瞑想のヨガで、脳をフルに回転させるものです。

それをするために、ハタヨガと言って、長時間の瞑想に耐えうる強い身体をつくります。そして、クンダリーニヨガで瞑想のためのエネルギーを養います。


日本で、アーサナ(ポーズ、体位・姿勢のこと)をやっているヨガを見たことがあると思いますが、それはハタヨガのことです。

アーサナを正しく行うことで、瞑想と脳のフル回転に耐えられる強い身体、すなわち丈夫で鍛えられた骨と筋肉をつくります。



そしてクンダリーニヨガで、「クンダリーニ覚醒」を目指します。

クンダリーニとは、生命エネルギーのことです。中国気功で言う「気」のことです。それを活性化するのがクンダリーニ覚醒です。

中国気功ではエネルギースポット(エネルギータンク)として、上丹田(おでこ)・中丹田(心臓)・下丹田(下腹部)の3つを考えますが、インドヨガの場合、第1から第7までのチャクラを想定します。

第1チャクラ(尾骨)、第2チャクラ(仙骨)、第3チャクラ(へそ)、第4チャクラ(心臓)、第5チャクラ(喉)、第6チャクラ(おでこ)、第7チャクラ(頭頂部)


クンダリーニ覚醒というのは、それぞれのエネルギースポットである第1から第7までのチャクラを活性化することです。これができると、脳や身体がエネルギーで満ちると昔の人は考えました。

これは現代科学で言うところの、脊髄(背骨を通る神経系)の活性化、神経伝達の循環を促すことです。そうすることで、神経伝達物質であるドーパミンの分泌が促されます。

ドーパミンは、意欲や渇望ホルモンと言ったところでしょうか。これが分泌されると、高い抽象思考ができる(IQが上がる)ようになったり、やる気や意欲がみなぎる、行動を起こしたくなる、精力(性力)に満ちるといった現象が現れます。要するに、ドーパミンとは情報空間上の移動を促す運動ホルモンなのです。

ヨガでは、ドーパミン経路は第1ムーラダーラチャクラから第6アジュナ―チャクラにあると考えるのです。実際の脳内経路はVTA腹側被蓋野(ふくそくひがいや)から前頭前野です。



仙骨・尾骨あたりに「龍」が眠っていて、それが目覚めると、龍は背骨を昇り、潜在能力が覚醒する。クンダリーニ覚醒はこのように例えられます。

これは、背骨(脊髄の神経伝達)が活性化されていくことと同じになります。すると人は、脳力が開花するのです。

それを、「仙骨に眠る龍を目覚めさせる」と表現したのです。


これは「カイロプラクティック(脊椎徒手療法)」の成立にも明らかに通じるものです。

カイロプラクティックは、脊柱・脊髄を正常化・活性化させることをひとつの目標にしています。そうすることで、脳と内臓や全身体への神経伝達が活性化し、代謝や免疫等が高まり、真の健康に導かれるという考え方です。

カイロプラクティック創始者のダニエル・デビッド・ パーマー(Daniel David Palmer 1845~1913)は、背筋や体幹の重要性と人体の神秘に気づいていたのでしょう。



小周天や大周天では、気の球を呼吸に合わせて、背骨に沿って上下運動させることは先ほど説明しましたが、これはインドヨガのクンダリーニ覚醒に当たります。

気の球の上下運動、気の循環によって、背骨や脊髄が活性化するからです。


どうして大周天は、わざわざこんな複雑な工程をするのかと疑問に思われるかもしれませんが、端的に言えば、この上下運動こそがドーパミン活性であり、脳力開発につながることは、今までのお話を読んで下されば、ご理解いただけると思います。

また、この複雑な工程の瞑想による反復・鍛錬によって、変性意識をどんどん深くすることができます。瞑想体力、精神体力をどんどん鍛えることができます。それはトランスパワーを身につけること、変性意識を深くする訓練にもなります。

内部表現の書き換えがどんどん上手になるということです。


大周天、最初は、少々面倒なように思われるかもしれませんが、役割や働き、効果を知り、愚直に実践して頂きたいと思います。

その愚直さが、そのまま効果と能力開発に必ずつながります。

大周天で、皆さんの中に眠る「龍」を目覚めさせてください!!


マーク・シングルトン 著 「ヨガ・ボディ」

マーク・シングルトン 著 「ヨガ・ボディ」



マインドを更なる高い次元へと誘う、最先端の認知科学に基づいた次世代コーチング 【コーチングで世界を創造する】杉本ワークス
2018年01月31日