コーチング理論の秀逸さ?!


ルー・タイス

【コーチングで世界を創造する】 杉本ワークスの杉本浩章です。


コーチングの理論や体系というのは、慣れてくると、驚くほどカンタンでシンプルに見えてきます。

え?!、これだけでいいの?

と思えてきます。


しかし、一方で、もっと具体的な成功法則を教えてくれ、もっと今目の前のやるべきことを示してくれ、誰にでもカンタンにできるお金を稼ぐ最短距離は何、人間関係を一瞬で改善する秘訣の具体例を提示して、などと考える方もいるかもしれません。

私も、そう思うこともなくもないです。



コーチングをある程度実践して、色々と経験してみて分かったことは、このコーチング理論は本当によくできている、秀逸だということです。


多くの成功法則や具体例を示して、それを実践しさえすれば、誰でも成功できる的な手法は、一見とても合理的で確実なものに見えます。

しかし、現実問題として、その手法ではうまくはいきません。

理由を一言で言ってしまえば、人によって、手法には合う合わないがあるからです。


もっと言えば、人によってマインドが違う、脳のつくりや神経回路網が違う。従って、見える世界もスコトーマも、判断の良し悪しや、その人の求めるもの、世界観も千差万別なのです。

その前提がある状態で、この手法が絶対の成功法則である的なものを提示したところで、それが万人に役立つ、万人を成功に導くということはかなり難しいと言えます。


身もふたもないことを言ってしまえば、コーチングですら、合う人と合わない人がいると思います。



アファメーションに効果が出なかったとき、コーチングの創始者、ルータイスは言います。

「アファメーションが効果を上げない、周囲で何も良いことが起こらないという場合は、その言葉はあなたにとって適切なものではなかったのかもしれません」と。



このようなマインドの事情、世界の秩序がある中で、それでもルータイスは非常に抽象度の高い視点で、全人類に役立つものを世界に提示したかったのだろうと思います。

現代認知科学の発展のおかけで、随分と人間の認知のカラクリというものが明らかに、見えてくる時代になってきました。

そして、現代のコーチング理論があります。


この世に完全無欠のものなど存在しません。それは不完全性定理以降の現在において、避けては通れない現実です。

しかし、それでも、圧倒的に汎用的で、誰にでも役立つもの、成功確率がなるべく高まるものをという探求の中で、より人間の認知や心理やマインドの真実に沿ったものをという観点で、現代のコーチングができあがっています。

なるべく分かりやすく、シンプルで、誰にでも実践できて、そんなマインドを変える技術がコーチングなのです。



言葉のカラクリや脳の仕組み、人間の認知のメカニズム、スコトーマの原理やコンフォートゾーンの働き、等々。

マインドの働き方や脳の神経回路網の構成は、人によって全く違えど、脳の遺伝的な発生原理として、上記のものは個人差はほとんどないと考えられます。

そのうえで、有効に働く体系化されたマインド変革のアルゴリズムが、コーチングとなっています。


私は、このことをコーチングに長く接すれば接するほどに、その秀逸さ、完成度の高さに驚かされています。

そんなコーチング体系の礎を築いたルータイスは、天才だと思うのです。

2019年01月11日