相手に行動を促すには?!


相手に行動を促すには?!

【コーチングで世界を創造する】 杉本ワークスの杉本浩章です。


セミナーを開催したり、セミナーに行くので一緒に来て欲しい友人達をセミナーに誘ったら、一番来て欲しい人に限ってセミナーに来ないということはよくあることです。

私もセミナーを開催したり、よく行ったりする側なので、このようなことは事あるごとに目にします。



セミナーに最も来て欲しい人に限って、そのセミナーに来ないというのは、「創造的回避行動」です。


創造的回避とは、自身のコンフォートゾーンに合致しないものは避けるために、脳はクリエイティブになることです。

例えば、自分の居心地のよい場所や慣れている場所は進んで自ら赴くけど、そうでない場所は避けるようにマインドがクリエイティブに働く。合わない場所に友人に誘われれば、行かないための言い訳を創造的に考えるのです。


この現象は、以下のようにもとらえることができます。

「したい」と思うことは自ら進んでやるけど、「しなければならない」と思うことは避ける方向にマインドはクリエイティブになる。

感情の反応として、コンフォートゾーンに合致したものは「したい」になるのですが、合致しないものは「しなければならない」という判断に、人は無意識に考えるからです。


掃除をし慣れていないと、掃除をすることが「しなければ」になり、いざ掃除をしようとしたり、誰かに掃除を促されると、途端にしないための言い訳や、掃除と異なることを思いついたりやりたくなったりします。

これが「創造的逃避(クリエイティブ・アボイダンス)」なのです。



セミナーに最も来て欲しい人というのは、多くの場合、そのセミナーの内容が、その来て欲しい人に最も欠けているものと傍から見ていて感じるからこそ、来て欲しいと思うのでしょう。

しかし、当の本人のマインドからすると、最も欠けているものということは、スコトーマであり、コンフォートゾーンの外側のことなのですから、避けようとするのは当然のことなのです。

いくら周りが来て欲しいと思っていても、本人は避けるために脳をクリエイティブに駆使します。

そして、強く誘えば誘うほど、相手は強く避けようとします。


多くの人はこの場合、ここで強引にでもとか、より強く誘うとか、何とかしてみたいになりがちですが、相手の創造的逃避は強まるばかりで、返って逆効果になってしまいます。



誘った友人や相手が来るかどうかは、相手の判断に任せるべきです。

強く誘うというのは、無駄ですし、こちらも相手も疲れてしまいます。お互いに嫌な気分になります。


ただ、より効果的に相手に行動を促すことくらいはできます。

それは、そのセミナーを自分(こちら側)がとても楽しみにしているという姿勢や背中を、自然に見せることです。

誰でも、他人が心から楽しんでいたり、興味を持っていることというのは、自分もなぜか興味を惹かれるものです。

友人がとてもハマっている音楽やバンドがあって、そのライブに誘われて、相手があまりに楽しそうだったので、自分も行ってしまったみたいな経験は皆さんにもあると思います。


相手に行動を促したいのであれば、相手が「しなければならない」と感じるのではなく、「自分からしたい」と思うようなマインドにならないと、相手は行動を起こしてはくれません。

それには、強引に誘うとか、強制するという類のものでは、絶対にうまくいかないのです。


それよりも、自分(こちら側)が自然に、そして圧倒的に楽しむことです。

そしたら相手も、もしかしたら、それに興味を持ってくれるかもしれません。



関連記事:「創造的逃避(クリエイティブ・アボイダンス)からのメッセージ」


2019年01月19日