天・地・人


天・地・人

【コーチングで世界を創造する】 杉本ワークスの杉本浩章です。


「天・地・人」という言葉があります。

これは宇宙や世界を構成する3要素として考える言葉です。

この言葉に対する理解を深めていくと、私達の人生の成功や発展における、大きな飛躍があるように思います。



「天」と「地」と「人」との間には深い関わりがあります。


例えば、「地」と「人」。人は地の選び方ひとつで人生が大きく変わってしまう。

それを昔の人は「風水」などと呼び、珍重しました。

風水とは「地の理(ことわり)」を理解し、人が反映していくための、場所の選び方を考えるものです。すなわち、地理に関する学びです。

その本質は、「龍脈」という運気の流れみたいなエネルギをいかにして自分達に引き込むかというご利益を考えるものです。



場所選びは非常に大切です。

現代では「環境選び」と呼ぶべきでしょう。環境の選び方を間違えると、人は思うように人生を運んでいくことができません。


極端な例ですが、日本で生まれた場合と貧しい国で生まれた場合とを比較してみましょう。

あまりにも生活水準や教育水準、身の回りの豊かさが違います。

その差は、努力だけで超えられるようなものではありません。貧しい国で生まれて、必死に努力しまくって、日本と同じような暮らしぶりなどできるものではないことは、誰にでもちょっと想像してみれば分かることです。

「環境というのは、超えられない壁が存在する」ということです。



日本の国内だけで考えてみても、環境の大切さは同じです。

人は周りの人の影響を強く受けます。

そのメカニズムが、人の言葉を聞いて脳が勝手に記憶して自身のセルフイメージや知識として取り込むのか、何らかのホメオスタシスの同調現象なのか、相手の行動を真似ようとする本能が人間にはあるのか、ミラーニューロンの働きなのか、まだまだよく分かっていません。

ただ、確実に言えることは、人は周りの人の影響を非常に強く受けるということです。


単純に、人は、隣の人に似てくるのです。

ですから、周りの人が金持ちだと、自分も金持ちになりやすい。周りの人が天才だと、自分も天才になりやすいのです。



良い学校に入れば、優秀になれる可能性が非常に高くなります。(何が優秀かは、人それぞれの考え方があると思いますが、、)

だから、ある程度お金に余裕のある家庭は、親は大金をはたいて子供をいい学校や塾に入れようとします。自分の子供をよりよく育てたい、そのためにもよい学校や場所に通わせたいと。

ゴールの中身や選び方は人それぞれですが、このアプローチは理にかなっています。

実際に、そういうふうに選んで行った場所は、みんながそんなふうにして選んだ人達が集まっています。そうして、優秀な人同士は集まりやすい。


要するに、似た者同士、集まるのです。

これも、本能的というか、直感的に、場所や環境選びを大切にしている証なのでしょう。

というより、人はコンフォートゾーンに安住を求めますから、自身にあった場所を無意識に選択するのは、コーチングを知っている我々からすると、当然と言えば当然です。



私達にとって「環境選び」とは、欠かすことのできない要素のひとつなのです。

多くの成功者たちは、それをどこまで口に出すかは別にして、非常に重要視しています。


環境が人を決める。

ロケーションこそが成功の秘訣と説く人もいます。


ビジネスや商売では当たり前の考え方です。

人里離れた場所でお店を開いて高級品を売った場合と、六本木のド真ん中で売った場合とで、売上に大きな差が出てしまうのは目に見えています。

これなど、場所や環境の問題でしかありません。


世界の優良企業、大手企業などは、このことに早くから気づいています。そういった組織や会社などの(本社の)立地を見てみてください。納得がいきます。

一見、地理的や物理的立地など関係のなさそうなインターネット企業やコンピューター企業、イノベーション企業等、例えば、アップルやマイクロソフト、グーグル、facebook社、皆、最も地価の高い世界の中心地に位置しています。

よい人材とよい情報、よい文化や何らかのエネルギーが集まる場所と考えて、間違いありません。


インターネットの検索の世界も同様です。

SEOといって、検索表示の上位を目指す手法が一時、かなりの幅を利かせました。これとて、検索の世界における「(表示の)場所の優位性」です。



やはり、場所や環境が多くを決定します。成功の秘訣と言えます。

天・地・人における、「地の理(ことわり)」が人に圧倒的な影響を与えているという事実です。



エンリコ・モレッティ 著

年収は「住むところ」で決まる 雇用とイノベーションの都市経済学


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2019年01月29日