突然意欲を失うことがある?!


突然意欲を失うことがある?!

【コーチングとヒーリングの融合】杉本ワークスの杉本浩章です。


突然意欲を失うことがあって、すごく悩むことってないでしょうか。

仕事を例にとれば、いつもは仕事にやりがいを感じ、毎日精力的に頑張れているのに、途端にそのモチベーションが失われたり、何かの練習をしていてあるとき急に練習をしなくなったり、学校の勉強でなぜか急に意欲を失ったりという具合です。

体調不良などで、一時的にそのような症状が生じることもあるかもしれませんが、多くの場合、上記の事例というのは、「コンフォートゾーン」が関係しています。



人間がモチベーションやエネルギーを生み出すときというのは、コーチングでは以下のように考えます。

「マインドは、コンフォートゾーンを維持する分しか、エネルギーを生み出さない」


コンフォートゾーンについて詳しくは「コーチングを理解しよう STEP4 コンフォート・ゾーン」をご覧頂きたいのですが、簡単に言うと、「無意識にとって居心地がよい領域」のことです。

マインドには必ず、本人とって居心地の良い領域があって、その世界に身を置こうする働きが、無意識にはあるのです。コンフォートゾーンを維持しようとする働きです。


先の例で、仕事で急にモチベーションが失われる場合ですが、無意識が何かしらのコンフォートゾーンの領域を維持できると安心し、エネルギーを生み出さなくなった可能性があるということです。

貯金が〇〇万円なのがコンフォートゾーンの人がいて、貯金がそれより減ってしまうと無意識は焦り、急に仕事意欲が湧いて、きちんとコンフォートゾーンの金額が貯まると無意識は安心し、エネルギーを生み出さなくなる。

いつも営業成績一番がコンフォートゾーンの人がいて、多少怠けても今までの成績があるから一位は当面維持できるなどと無意識が判断すると、モチベーションは低下しがちですが、2位に落ちそうになったりすると、途端にまた営業に励むようになるという具合です。



マインドは精密に、コンフォートゾーンと自身の置かれている状況とのギャップを監視しています。

ギャップが大きくなると、その分エネルギーを生み出す。ギャップが小さくなると、その分生み出すエネルギーも小さくなります。

コンフォートゾーンと現実とのギャップが、モチベーションやエネルギーの源なのです。

こう考えると、非常に分かりやすいですね。


物事に対するモチベーションがあまり湧かない人や、意欲の少ない人がいますが、彼らは自分が好き好んでそうしているわけではありません。単にその人たちの無意識の中のコンフォートゾーンレベルが低いだけです。



コンフォートゾーンの知識があると、精神的に非常に楽になれます。自身のエネルギー不足について、悩むことが少なくなるからです。

私も以前は、意欲不足や、燃え尽き症候群で悩むことが度々ありましたが、今はそのようなことはなくなりましたね。

意欲不足に陥ること自体がほとんどありませんし、仮に陥ったとしても、対処法やその理由が分かるので、安心していられます。


私が今までで一番燃え尽き症候群に陥ったのは、大学受験のときでしたね。世間体でなんとなく大学に入るというのを目標にしていたので、大学に入学しているというコンフォートゾーンが無意識の中にできあがっていたのですが、大学に入った途端に、ゴール達成、コンフォートゾーンの維持に成功してしまったわけですから、無意識はもうこれ以上エネルギーを生み出さなくていい、もう頑張らなくていいと考えてしまうわけです。

本当に燃え尽きましたね。まったく勉強をしなくなりました。受験に受かるまでは相当に勉強をしていたのですが。

今考えると、きちんと目標を新たに置いていたら、そのようなことにはならなかったはずです。



エネルギーやモチベーション不足に悩む人は、その対処方法を言葉で表現するのは簡単です。

「コンフォートゾーンをより高くする」ことです。

すると、その高いコンフォートゾーンを維持しようと、無意識は大きなエネルギーを生み出すようになります。


高いコンフォートゾーンを維持するためには、高いゴール(目標)がなければなりません。

行き先を設定せずして、コンフォートゾーンを変えたくても、変えようがありません。


コツとして、常日頃、「現状の外側のゴール」を意識する姿勢が大切です。そこには、「バランスホイール」も重要になってきます。バランスホイールとは、人生の各方面にまんべんなくゴールを設定することです。

遠く高いゴールが複数あると、エネルギー不足に陥ることはまずないでしょう。


関連記事:「コーチングを理解しよう STEP8 バランス・ホイール」



目標がないとか、目標が一つしかなく、その目標も高いものではなかったりすると危険です。

ただでさえモチベーションは低いままなのに、その目標を達成したり、失うと、燃え尽き症候群に陥ってしまいます。


実は、「現状の外側のゴール設定」というのは、結構なエネルギーを要します。それはそうで、人は現状に安住したいという心理がありますから、その外側の世界に視点をやるというのは、無意識にとって相当な負荷なのです。ホメオスタシスですね。

燃え尽き症候群に陥ると、新たな現状の外側のゴール設定が非常に難しくなります。

エネルギー不足の人は、「別にゴールなんか無いや」とか、「もうどうでもいいや」と投げやり状態になったり、やりたいことにすら興味がなくなってしまう可能性が大きいのです。


燃え尽き症候群に陥る前に、「早め早めの現状の外側のゴール設定」、「ゴールの更新」が不可欠です。

だからこそ、バランスホイールが威力を発揮してくるのです。きちんと、現状の外側のゴール設定とバランスホイールが実践されていれば、無意識は、燃え尽き症候群に陥るヒマがありません。


こういったマインドの上手な使い方が、「コーチング」です。


今日もブログを最後までお読み頂き、ありがとうございます。

2017年11月03日