自然光の恵み


自然光の恵み

【コーチングとヒーリングの融合】杉本ワークスの杉本浩章です。


11月に入って東京は晴天が続き、とても気持ちがいいですね。

10月の半ばから下旬にかけては、ずっと天気がぐずついていて、太陽の恵みを受ける機会がほとんどなかったように感じます。雨だったり風が強かったり、非常に強い台風が何度かニアミスしていました。

お日様に当たれないというのは、結構なストレスになりますね。



写真は皇居近くから、あまりに景色がきれいなので、散歩がてら撮ったものですが、自然光のありがたさを清々しく感じていました。


現代人や都会人は、文明の発達によって、太陽の恵みのありがたさをあまりに感じにくい生活になってしまいました。夜中でも、電気で街はにぎわっていますし、家の中にひきこもっていても、暗さに困ることはありません。

太陽がなくても生活ができるは、さすがに言い過ぎですが、太陽の存在を忘れている人は結構いるような気がします。



地球のあらゆる生態というのは、地球が1日24時間であるというリズムに則っています。それは人間ももちろん例外ではありません。

人間には(人間に限らずですが)、「体内時計」が存在しています。

その体内時計の刻むリズムによって、自律神経やホルモンバランス、その他の様々な状態が維持されています。要するに、一日を健康に過ごす根幹を、体内時計が支配しているということです。

健康に対する意識として、このことに気を使っている人々が、現代にどれほどいるでしょうか。


エジソンによって電気が発明される前の人類は、自然の光と言えば、まずは太陽光のことでしょう。

他にも「火を起こす、使う」、「月や夜空の星々の光を利用する」などの工夫はあったにせよ、基本は、私たちは太陽が昇れば活動し、太陽が沈めば活動をやめるという生活を余儀なくされていました。

人類は、長い年月をかけて、太陽とともに活動をするリズムや文化を築き上げました。

その蓄積は、体内時計やそれに関わるメカニズムとして、私たちの身体にしっかりと刻み込まれています。


結果として、私たちの体内時計は、光によって規定されるようになりました。

目から入る2500ルクス以上の自然光によって、朝だという情報を受け取り、体内時計をリセットし、生活リズムや健康を維持できるようになっています。



北極に近い地域で、冬になると、太陽が一日に数時間しか顔を出さない場所があります。

それ以外の時間帯はもちろんのこと、陽の上らない夜になります。一日のほとんどが夜なのです。

この地域の人々は、他の地域の人たちと比べて、圧倒的に活動力が低く、非常にうつになりやすいそうです。

よく知られる、学者たちの見解では、日照時間が短く、身体(目や肌)が多くの光を感知できずに、体内時計の適正化やセロトニンホルモンの覚醒が難しいからだということです。

セロトニンホルモンは、気分を落ち着かせたり、幸福な気分にさせる神経伝達物質のひとつで、うつ病の人は、セロトニンの分泌が少なくなっていることが知られています。


こうした検証から、身体が健康や、体内時計やホルモンバランスなどを調整するうえで、太陽光の存在がきわめて重要な役割をもつことがわかりました。

逆に言うと、太陽光の恩恵を忘れがちな現代人というのは、健康を維持するのが難しくなってしまうということです。



窓のない部屋や職場で仕事をこなす人というのは、そう出ない人と比べて、睡眠時間が一時間近くも少なくなってしまうそうです。眠れないのです。

ひきこもりなど、太陽光をきちんと浴びない生活をしていると、体内時計が適正化されず、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの分泌も少なくなり、睡眠は浅くなります。

メラトニンは、深く質の高い睡眠や、成長や回復、免疫力、美容などに最も重要とされています。


日中、合間を見て、外できちんと自然の光を浴びるようにする習慣は、健康維持に非常に重要な要素となります。

窓越しに日差しがたくさん入るから、私は外に出なくても大丈夫と考える人もいるかもしれませんが、紫外線B波というのがあって、それはビタミンDの合成に重要な役割を果たしますが、性質上窓を通り抜けないので、やはり外に出るのが望ましいことになります。

もしかしたら、それ以外にもまだ科学で解明されていない、自然の光の恩恵がたくさんあるかもしれません。

日の当たり過ぎは目や皮膚に対してよくないのですが、当たらなすぎでもダメなのです。

適度に、自然の恩恵にあずかるべきです。



そういえば一昨日、向こうから自転車に乗った知らないおばさんが走ってきて、満面の笑みで太陽に向かって手を伸ばしながら、「ビタミンD~!!」と叫んでおりました。。

ちょっと笑ってしまいましたが、正しいので、よしとしましょう。



私たちの健康は、太陽とともにあるという意識は大切だと思います。

「体内時計に則った規則正しい生活」です。


夜はなるべく決まった時間に寝る。

寝るときは光の刺激によってメラトニンの分泌が抑えられないように、きちんとカーテンを閉め、部屋を真っ暗にする。

携帯電話などの電源を切って、音や電磁波から身体を守り、静寂な熟睡をするための環境をしっかりとつくる。

睡眠に集中できるようにします。

朝は、なるべく決まった時間に起き、カーテンを開け、自然の光を浴びる。体内時計をリセットする。


こういった朝と夜、活動と休息のメリハリ、工夫をすることで、体内時計の適正化や、深く質の高い睡眠を手にすることができます。

文字通り、太陽とともに生活をすることで、真の健康が手に入ります。


今日もブログを最後までお読み頂き、ありがとうございます。

2017年11月06日