ゴール志向になっているか?!


ゴール志向になっているか?!

【コーチングとヒーリングの融合】杉本ワークスの杉本浩章です。


コーチングを職業にしていると、職業病と言いますか、自分や相手の言動がゴールに見合ったものになっているのか、気になってしまいます。

人間は、すべての言動や行動を意識的に行っているわけではありません。ほとんどが無意識です。

詳しい数字は分かりませんが、9割以上と言われています。それくらい、私たちの日々の生活というのは、無意識が支配しています。


人間は一日に、セルフトーク(自身に語りかける言葉のこと)を5万回もするというデータがあります。この数字を聞いて、私も最初は驚きました。そんなにあるのかと。脳内会話が多くを占めるからです。

これだけの数字にのぼるわけですから、それらをすべて意識的にしているとは、むしろ考えにくいですね。大部分が、無意識の脳内会話です。



コーチングではよく言われることですが、セルフトークがセルフイメージやコンフォートゾーンの境界を規定しています。

関連記事:「コーチングを理解しよう STEP4 コンフォート・ゾーン」


そうなれば、人生をより良くしていくためには、ゴールにふさわしいセルフトークはきわめて重要な要素です。文字通り、「言葉は人生を決める」のです。

ですが、先ほどの話のように、セルフトークの大半は無意識によるものですから、本人に自覚のない言動や脳内会話が相当にあります。

これは厄介です。無意識だからです。


友人や恋人と話してて、「なんでこんなこと言っちゃったんだろう?」と思うことは誰でも経験がありますよね。無意識が「勝手に」言ってしまうのです。

自身のセルフイメージに忠実に、無意識さんが自動的にやってくれているだけなのですが。

自分の中に、違うもうひとりの自分がいて、そいつが余計なことをしでかしてしまうように感じます。

この場合、自分とは意識できる理性を伴った自分。違うもうひとりの自分とは、無意識による非理性的な自分といった感じでしょうか。


セルフイメージやコンフォートゾーンが規定される言動は、意識できる理性を伴った自分だけのものだったらよいのですが、そうではありません。

しっかりと、無意識による非理性的な自分による言動も反映されています。

ここが非常に厄介ということです。



コーチングをしているとき、クライアントがどういう言動をするか、コーチはよく見ていなければなりません。

最もシンプルな見方としては、「ゴールに見合ったものになっているか?」ということになりますが、もう一歩踏み込むと、未来に対して話しているか、それとも過去に囚われているか、ということです。あるいは、ポジティブな言動かネガティブな言動かとも言えます。

過去の話というと、大抵はネガティブなものが多くを占めます。

当然、そういう言動を無意識はセルフイメージに反映しますから、これは問題です。


過去の誤ちなどについて、永遠タラタラとしゃべり続ける人がいます。

これは治さなくてはいけない癖です。コーチング目線で言えば、「病」と言えそうです。「過去ネガティブ志向病」でしょうか。

クライアントにそのような人がいれば、指摘するか、未来志向になるように導きます。

絶対に治さなくてはいけない病です。


逆に、言葉を治しさえすれば、人生や行動は簡単に変わります。



無意識による、良くない癖を治していくためには、「意識にあげる」です。

良くないところを意識にあげ、それをどう治していくかの方向付けをするためには、「ゴール」が必要です。ゴールに見合った言動になっていくように、自分の言動を意識にあげ、導きます。

「セルフトークのコントロール」です。


その過程で、「アファメーション」が威力を発揮します。

関連記事:「コーチングを理解しよう STEP7 アファメーション」



オリンピック史上、圧倒的なメダル獲得数を誇る、水の怪物ことマイケル・フェルプスのコーチを務めていた「マーク・シューベルト」氏が来日して講演をしていたときに、こんな話をしてくれていました。

自分の水泳チームを指導するなかで、チームの構成員同士、セルフトークのチェックをし合うという話でした。その人らしからぬ言動を聞くと、仲間同士が指摘し合うのです。

これは素晴らしい心がけというか、文化と言ってもいいと思います。

圧倒的なハイパフォーマンスのチームを育てる中で、チーム員同士がこうしていかなければ、よいチームにはならないでしょう。


逆に言うと、それだけ、自らの言動を意識にあげるのは難しいということです。

何度も言いますが、言動のほとんどは無意識ですが、そんな無意識の言動でも、セルフイメージを築いてしまいます。

しっかりと言動を意識にあげていき、コントロールし、アファメーションもしていく習慣の積み重ねが、明るい、その人らしい未来を創造します。


今日も最後までブログを読んで頂き、ありがとうございます。

2017年11月07日