自然に生じる結界と、その感じ方


自然に生じる結界と、その感じ方

【コーチングとヒーリングの融合】杉本ワークスの杉本浩章です。


私たちは無意識に、「結界」を身の回りに作ろうとします。「エネルギーフィールド」と言ったりもします。

気功に関してある程度の経験を積むと、誰もがその結界に触れたり、感じられるようになるため、その大まかな存在というか雰囲気や感覚の、特性が分かるようになります。

一般的には、その結界は身の回りに均一に張られています。繭のような感じです。


ところが、その結界の均一性は、接したり話したりする相手によって、変化します。

嫌いな人を目の前にすると、前側の結界は厚く強固になり、後ろ側が薄くなったりお留守ぎみになります。本人にその感覚はほとんどないため、無意識が自動的にやっていると思われますが、とても面白いですよね。無意識さんは本当に働き者だと思います。

他にも、体調によって、その均一性は変わります。気の流れの悪い部分や調子がイマイチの部位の周辺の結界(フィールド)は、形や雰囲気が変形し、崩れます。

ですから、結界の状態をよくよく観察すると、その人の大まかな特性や調子、相手に対して親しみを感じているかどうかというのが、分かってしまいます。



結界を感じやすい、ひとつのワークをご紹介しましょう。


気を練り、球をつくります。気功球です。

その気功球を下丹田に向けて、前側から徐々に押し込みます。気功球の下丹田に対する封入です。下丹田を鍛えるときの最もよくやるワークでしょう。

球を押し込むときの感覚をじっくりと味わってみて下さい。


丹田とは、意識や生命エネルギーの塊みたいなものであり、気の貯まる場所、その人の存在や心の「器」みたいなものです。

下丹田がしっかりすると、落ち着いたり、地に足がついたどっしり感が雰囲気として感じられたりします。生命の基礎であり土台となるエネルギーのタンクが「下丹田(げたんでん)」です。

ここが欠けると、下半身がふらふらしたり、健康や美容に悪影響が出ます。老化が早まってしまうのです。充実すれば、生命としての基礎ができ、余裕が生まれます。人としての器が大きくなるような感じです。



球を下丹田に押し込むとき、抵抗を感じれば、正常です。

この抵抗こそが、結界による反発作用であり、コーチングでよく使われる用語で言うと、ホメオスタシスによるものです。

結界は、ホメオスタシス(恒常性維持機能)によって無意識に生じています。


人は変わるのが難しい存在であることは、数々の自己啓発やコーチング、気功などの経験が豊富であればあるほど、よく知られる事実でしょう。

それを考えると、下丹田に気功球を押し込み、反発や抵抗を感じることは、何の不思議もありません。

むしろ抵抗を感じないとすれば、それは異常であり、または気功球の臨場感が十分に感じられていない証拠です。



下丹田に気功球を押し込み、下丹田を鍛えるワークは、何度でもやった方がいいでしょう。気功のとてもよい訓練になります。


抵抗を押しのけて、気を封入するということは、その人のホメオスタシスを乗り越えて、恒常性維持を突破し、より気を充実・発展させることと同じ意味です。

こういった地味で地道な、気功の体感や訓練の積み重ねが、気功技術とその感性を研ぎ澄ましていきます。数もこなしていかなければなりません。それを鍛錬と言います。

苦行にならないように、日々、ワークを楽しんで行っていきましょう。修行と苦行は違います。


このために必要なことは、気功技術を磨くうえでの、もしくはヒーラーとしての、遠く高いWant-toゴールが不可欠です。

逆に、それさえあれば、気功はどんどん上達していきます。


今日も最後までブログを読んで下さり、ありがとうございます。

2017年11月26日