横柄な態度をとる人の心理


横柄な態度をとる人の心理

【コーチングとヒーリングの融合】杉本ワークスの杉本浩章です。


横柄な態度を取ったり、威張ってばかりいたり、相手を小馬鹿にする、相手を下に見る言動ばかりをする人がいます。

そんな人が職場や何かしらの近い場所にいたら、こちらは会うたびに、本当に嫌な気持ちになりますが、彼らはどうして、そのようなことをするのでしょうか。


無神経だから、自分のことしか考えず、相手のことをまったく考えない利己的な人間だからと言ってしまえばそのとおりですが、彼らには心の病というべき、あるものが決定的に欠けています。



原因は、「自分自身に対する自己評価が圧倒的に低い」ことに起因します。

自分は価値ある人間なんだという自己の存在価値に対する自己評価(コーチング用語でセルフエスティームといいます)が低いのです。

自己重要感が満たされていない、充足されていないということです。


自己評価の高い人というのは、高い成果を生み出す、パフォーマンスを発揮する、社会的成功を収めるということが、コーチングではよく知られています。

巷によくある勘違いに、成功を収めたから自己評価が高いというものがありますが、そうではありません。因果が逆で、自己評価が高いから、成果を出せるのです。

自己評価が高いことによって、成功し、周りの人や社会的に認められ、それによってさらに自己評価が高まり、またさらに成功していくという、よきスパイラルがここにあります。


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一方で、自己評価が低い人は成果を生み出せませんし、他人や社会から認められません。それゆえに、さらに自己の存在価値に対して自信が持てず、自己評価は落ちるばかりです。そうしてまたパフォーマンスは低下していき、負のスパイラルに陥ります。

こうした悪循環にはまってしまうと、低くなった自己評価による自身の存在価値を見出せず、大変苦しい状況に置かれます。心理的につらいのです。


それを何とか補おうとしたくて、人は、どういう行動に出るのかというと、他人を下に見せようとする企てをします。

それが先に出た態度である、横柄であったり、威張ってばかりいたり、相手を小馬鹿にする、相手を下に見る言動ばかりをするのです。

そうして、自分の優位性をアピールし、自分は存在価値の高い人間なんだと自分に言い聞かせ、自身の心を安心・安定させようとします。

一時的に、自己評価は高まり、精神は安住します。



しかし、言うまでもないことですが、この自己評価の高まりは、きわめて一時的で、本質的な解決にはなり得ません。

態度が利己的なものですから、周りからの信頼や好意をどんどん失っていき、その人から多くの人間が遠ざかっていきます。周りから冷淡な態度を取られます。

結果として、その人の自己評価は、やはり下がるのです。


自分の話ばかりをする、いわゆるかまってちゃん、自慢話に固執する、他人の悪口ばかりを言う人がよくいますが、心理的メカニズムは同様です。自己評価が低いのです。

自慢して、自己の優位性をアピールしたいのです。そして、一時しのぎの自己評価の修復を図ります。

自慢は、百害あって一利なしです。自慢することによって、周りはしらけ、ときとして相手の存在価値やプライドを大きく傷つけます。より嫌われるだけです。



自己評価が高い人は、心が充足し、満たされ、余裕が生じ、そして成功していきます。

これが高い成果やパフォーマンスを生み出す秘訣です。

コーチングを学び、実践していくことによって、この部分は容易に解決していくことができます。

使う言葉や相手への接し方も、自然にポジティブなものに変化していくでしょう。


今日も最後までブログを読んで下さり、ありがとうございます。

2017年12月02日