「フェラーリF12」と「未来の記憶づくり」と「ビジュアライゼーション」


「フェラーリ」と「未来の記憶づくり」と「ビジュアライゼーション」

【コーチングで世界を創造する】 杉本ワークスの杉本浩章です。


先日、とある実業家の方のご厚意があって、フェラーリを運転するという体験をすることができました。

前々からフェラーリに興味があるという話を、たまたま何かの話のつながりで、その実業家の方にお話したときに、その方がフェラーリを所有していて、フェラーリでドライブに行こう、それを運転してみなよ、と言うのです。



コーチングでは、「現状の外側にゴールを設定」します。

そう聞いて、あまり難しく理論的に考えてゴール設定をするというスタンスでいると、話がおかしくなってしまいます。

現状の外側にゴール設定しなければという、コーチングではよろしくない、「しなければ」という感情に苛まれるからです。

本来、コーチングのゴール設定とはのびのびと、そして生き生きとしているものです。ゴール設定しなければ人生変わらない的な、ある種の強迫観念的なものでは全くありません。


もっと気軽に、自分の現状の外側、現状の殻を超えたところに思い切って楽しくゴール設定しようというのがコーチングの正しい教えです。

ただ、その殻を破って、遠くにゴール設定をするのというのは、人間の認知のカラクリからすると、容易なことではありません。

人間の認知というのは、自分にとって重要なことしか見えない。重要なことというのは、今の自分のセルフイメージに合致したものしか見えないという「スコトーマ(心理的盲点)の原理」に縛られるからです。

つまり、現状の外側のゴールというのは、認知のカラクリ的に、そう簡単には見えないのです。


それでも、コーチングでは、そう簡単には見えない「現状の外側のゴール設定」をします。

理由は単純、そうしないと、ずっと現状に縛られた、変化や刺激のないマンネリ化した人生に陥ってしまうからです。



このジレンマを乗り越えるひとつのコツとしては、「あまり深く考えずに、ノリと勢いとで、気軽にゴール設定してみる」、「仮のゴールでも構わない」という勘所でしょうか。

たとえ、仮のゴール設定であったとしても、ゴール設定を全くしない場合とでは、脳や認知の働き方、コンフォートゾーンに大きな違いが生じます。

人生やその他の何かに変化が訪れないというのは、本質的に、コンフォートゾーンに変化がないからです。

仮でも何でも、気楽に遠くにゴール設定をして、コンフォートゾーンに変化を起こさせる。そして、マインドに変革を起こし続け、そんな日常を積み重ねていくうちに、自分が本当に心から望むゴールに出会えるようになるものです。

ですから、ゴールは仮でもいいのです。


フェラーリ F12


私はドライブが大好きです。クルマや出かけることも大好きです。

なので、そのひとつの極致ということで、「フェラーリを所有する」というゴールを仮に設定してみました。


コーチングではゴール設定した後は、「ゴールの世界の臨場感を高めていくこと」がカギとなります。

ただ、最初はフェラーリを持つことが仮のゴールなので、フェラーリのことはまったく分かりませんでした。

どんなバリエーションや車種があるのかとか、どこで観たり聞いたり、買ったりしたらいいのかとか、性能や乗り心地がどうとか、フェラーリのコンセプトはとか、自分が本当に欲しいのはどれなのかとか、まったく何も分かりませんでした。

知らないものは、臨場感は上がりようがありません。ですから、この段階では、コーチングのゴール達成の臨場感も何もないのです。


フェラーリ 内装

しかし、それでもいいのです。

ゴール設定をした途端、スコトーマ(心理的盲点)が外れはじめます。セルフイメージやコンフォートゾーンに変化が訪れ始めます。

全く知りもしないフェラーリについて、見てみようとか、調べてみようという気になり出すのです。


もうこの時点で、仮でもゴール設定は構わない、ゴール設定しない場合と比較して、人生や日常に変化が訪れるという何よりの証拠です。

色んな車種やバリエーションについての知識が増えていったり、正規ディーラーのお店に足を運んで値段や車の雰囲気を見に行ったり、その他の店舗を回るようになったり、カタログをもらって来て色々と見比べるということが積み重なっていきます。

間違いなく、フェラーリに対する臨場感は高まっていっているのです。

これがゴール達成の過程です。



コーチングの臨場感生成技術のひとつに、「ビジュアライゼーション」があります。

自身がゴールの世界にいて、その自分から見えるはずの世界や視界を視覚化イメージするのです。

そうして、そのゴールの世界の臨場感を高め続けて、脳にとっての当たり前を今の現実世界から、ゴールの世界へと移行させます。

脳にとっての当たり前というのは、セルフイメージやコンフォートゾーンのことです。


フェラーリの話で言えば、自分の車庫にフェラーリが停まっている姿とか、一番は、自らが運転席に座って、フェラーリを運転している風景や体感のビジュアライゼーションでしょうか。

しかし、考えてみれば当たり前ですが、フェラーリに乗ったことがないのに、フェラーリの運転のビジュアライズなどできるでしょうか。

カタログとか見まくって、そしてディーラーに通っていれば、多少はできるかもしれませんが、かなり難しいと思います。

なにせ、実際にフェラーリで走っている経験や体感が全くないのですから。


そんな最中での今回のフェラーリ運転のお話。本当に有難すぎます!!

ビジュアライゼーションというのは、言うなれば、未来の記憶づくりです。

それができるようになる最高の体験です。ゴールの世界の臨場感は思いっきり上がっていくに違いありません。


フェラーリ F12


私が乗らせて頂いたのは、「F12 ベルリネッタ」という車種です。

カラーは赤ですが、「ロッソコルサ(深い赤)」といいます。


全長4618mm
全幅1942mm
全高1273mm

V12気筒エンジン、6262cc。
最大出力545kW(740PS)/8250rpm
最大トルク690Nm/6000rpm
0-100km/h加速は3.1秒、200km/hまでは8.5秒
最高速度は340km/h以上
ブレーキはカーボンセラミック製



運転させて頂いた最初は、本当に緊張しました。相当に汗をかきましたね。

自分にとって明らかにコンフォートゾーンの外側ですし、他人のクルマだし、4000万円くらいする代物です。何かあったらどうしよう的な不安感はどうしても起きてしまいます。

それでも、なかなかできない貴重な体験。逃げるわけには参りません。



フェラーリが、こんなにも素晴らしい芸術品だとは知りませんでした。

デザイン、品格、芸術性、全てが本当に感動に値します。とにかく美しい。

ボンネットを開けると、この有様。

普段見えないところにまでの美しさとこだわり。これは手に持つ者に最高の至福と喜びと感動を与えると思います。


フェラーリ ボンネット内


走行性能も大変すばらしい。

普通100キロ以上出すと、加速は重くなります。

ところがこのクルマは、その感覚が全くない。アクセルを踏めば踏むほど、どんどん否応なしに加速していくという感覚です。この爽快感は、乗って味わってみないと分からないですね。

このまま「離陸」するんじゃないかみたいな錯覚を覚えます。普通のセダンとかでは、まず味わえない感覚でしょう。


アクセルを踏み込んだ瞬間の加速性能のすごさ。座席の背もたれに加速の瞬間、体を押し付けられる加速Gの快感。マフラーから溢れ出す品格と豪快さを兼ね備えた響き渡る躍動感溢れるサウンド。音まで芸術的です。

このクルマはやばいですね~、見るもの聞くもの感じるもの全てに魅了されます。

というより、これ、クルマというより、動く感動と芸術の賜物というべきでしょうか。全てにおいて、凄みを半端なく感じます。



一番印象に残ったのは、コーナリング性能。

普通、高速道路などでカーブに差し掛かると、ブレーキを踏みたくなりますよね。遠心力で大変なことになりますから。

ところがこのフェラーリは、その瞬間のブレーキの必要性を一切感じない。

タイヤが太いからなのか、車軸が長いからなのか、重心が低いからなのか、エンジンが前にあって重いからなのか。

とにかく、何の不安もなく、ためらいもなく、ブレーキを踏まずに、高速でそのままハンドルを切れる。私のようにフェラーリ慣れしていない人間でも、直感的にそう感じる。そのような運転をさせてもらえる。

不思議な体感です。


フェラーリ 運転席

あとで、助手席に座られていた実業家のオーナーの方に、「ノーブレーキで、しかもコーナリング中にアクセル踏んでたね、ここでアクセルですか~みたいな」と笑っていました。

自分としては、カーブでアクセルを踏んでいたのはまったく無意識です。

そんなあり得ない行動を運転者や持つ者に起こさせるような深遠な魅力、それがこのF12の存在感とパフォーマンスなのでしょうか。


フェラーリを買う以外に選択肢がないという、完璧に欲しくなりましたね。

コーチング実践者としては、ビジュアライゼーションするわけですが、一度乗りさえすれば、未来の記憶を創りやすい。ゴールの世界の臨場感とモチベーションは、この上なく高まります。



不思議なのもので、完璧にセルフイメージやコンフォートゾーンを書き換えられました。

私は普段、「アルピナ」というBMW認定の正規のチューンアップを施した、珍しい車種に乗っています。


アルピナ

これだって、結構な高級セダンです。(だと自分では思っています)

なのですが、フェラーリを体感してから、このアルピナがあまりにも普通に感じるのです。

に加えて、これ以外にもクルマ色々とたくさん自分にはあるはずだよね、と普通に思うのです。もちろん、その中にフェラーリも。


明らかに、自分にとっての当たり前が変わっています。セルフイメージやコンフォートゾーンに大きな変化が起きている。

フェラーリがこんなにも自分に大きな影響を与えるとは思ってもいませんでした。要するに、ものすごくエフィカシーが上がったのです。

フェラーリを乗る前と後で、自分のクルマに対する感覚がここまで体感的に変わるのは、マインドを生業にする自分でさえも驚きです。


フェラーリのオーナーであるその実業家の方も、フェラーリを持ってから、「(自身のマインドや無意識の抵抗という)蓋が外れた」と言います。


普段持っているものや環境が、セルフイメージやコンフォートゾーン、エフィカシーに、相当に強く影響を与えていると言えます。

もちろん、普段関わる人達も例外ではありません。




【アファメーション文例】


私は、ゴールの世界の自分にふさわしい言葉を使い、ゴールの世界にふさわしいマインドを創り上げている。そうして自分自身にとっての理想的な世界を創造し続け、自身が思い描く最高の人生を満喫している。


私はゴール世界の臨場感を高めるための工夫をしている。そうしてゴールがどんどん達成されていくのを実感することができて、毎日力がみなぎっている。


2019年02月05日