私の周りにはバカばっかり?!


私の周りにはバカばっかり

【コーチングとヒーリングの融合】杉本ワークスの杉本浩章です。


先日、カフェで友人と話していた時、隣の席で座って話している女性二人組の話がたまたま聞こえてしまいました。

ひとりの女性が話していた言葉が、非常に気になりました。

「私の周りって、ろくでもない人ばっか、バカばっかりなの」


この言葉は、非常に危険だと思いました。

コーチングをご存知の方はお察しのとおり、「セルフトーク」ですね。


セルフトークは自身に対して語りかける言葉のことで、それが自分自身の脳や無意識に対して語りかけ、自己イメージを形成し、自己イメージどおりの人生や生活環境を無意識に引き寄せてしまいます。

困ったことに、無意識は、私たちの理性的な判断や善悪の分別がつかないために、セルフトークをそっくりそのまま受け入れようとします。

言い方を変えると、脳や無意識はセルフトークに非常に素直とも言えます。

ですから、自身のセルフイメージや人生全般、生活環境を変えるためには、コーチングのきわめて重要なエッセンスのひとつとして、「セルフトークのコントロール」が挙げられます。



先の例に挙げた、「私の周りって、ろくでもない人ばっか、バカばっかりなのよ」という言葉を使っていると、どうなってしまうのでしょうか。

まず、自身の無意識に対して、私の周りはバカばっかりと言い聞かせているわけです。

すると無意識は、自身の周りがバカばっかりだと居心地がとてもいいという風になります。そうしたコンフォートゾーンができあがるわけです。コンフォートゾーンとは、自分(の無意識)にとって居心地のよい空間や領域のことです。


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自分の目の前に素晴らしい人がいても、その人と話しているのがなぜか窮屈に感じたり、その素晴らしい人と会うことに対してモチベーションが湧かなくなったりします。


一方で、自分に対して悪影響を及ぼすような人と仕事をするようになったり、そうした環境を無意識に選んだり引き寄せたりするようにもなります。

要するに、素晴らしいご縁や人脈を自ら失ってしまうようになるのです。



スコトーマの原理からも考えてみましょう。

スコトーマとは、「心理的盲点(認知的盲点)」のことですが、人は自分にとって重要なもの以外は見えなくなるという認知現象があります。

その見えなくなったものを「スコトーマ」といいます。「スコトーマに隠れる」といった言い方をします。


自分とって重要なものとは、「セルフイメージに合致したもの」です。セルフイメージに合致しているものは、無意識は重要なものと判断し、脳のフィルターシステムを開きます。私たちが「見えるように」なるのです。

重要でないもの、すなわち、セルフイメージに合致していないもの、情報は、無意識は遮断します。目の前にあっても見えなくなるのです。


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私の周りはバカばっかりというセルフイメージができあがると、そういった人間ばかりを引き寄せると言いましたが、目の前の人が素晴らしいことを言ったり、してくれたりしていても、それが認識できなくなってしまいます。

要は、相手の素晴らしいところに対して鈍感になり、下らないところ、相手の欠点ばかりが目に付くといった印象を受けるようになります。

相手の良い部分がスコトーマに隠れ、バカな部分はよく見えるのです。



こういったマインドができあがってしまうと、人間不信に陥ってしまうかもしれません。

私は決して、良いご縁や人脈に恵まれない境遇・宿命なのだと思い込んでしまったり、誰とも会いたくないと考えるようになってしまいかねません。

行き着く先は、「孤独な人生」かもしれません。


こういった部分に心あたりがある場合、早急にマインドを変える必要があるでしょう。

すなわち、セルフトークを逆向きにしていけばいいのです。

「私の周りには素晴らしい人ばかり」と考えるようにするのです。そうすれば、相手の素晴らしいところがよく見えるようになりますし、素晴らしい人脈を無意識のうちに、引き寄せるようにもなります。


このとき、アファメーションが威力を発揮します。

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一例ですが、以下のようなアファメーションを手帳に書いて、毎日読んでみて下さい。

「私は、よき友人や仲間が多く、出会いやご縁・人脈に恵まれ、私の周りにどんどん素晴らしい人達が集まってくるので、毎日が刺激的で楽しい」

こうしてマインドを変えていくことによって、本当に素晴らしい人生を引き寄せることができるようになるでしょう。


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今日も最後までブログを読んで下さり、ありがとうございます。

2017年12月11日