人間が最もパフォーマンスを発揮する瞬間


人間が最もパフォーマンスを発揮する瞬間

【コーチングで世界を創造する】 杉本ワークスの杉本浩章です。


前回のブログ(常識を知ったうえで、常識を超える(食事編))の補足的な内容になりますが、人が最もパフォーマンスを発揮する時というのはどういう時で、最もパフォーマンスが低下する時との差はどんな状況かということを知っておくと、仕事や他の色々な面で非常に役立ちます。


結論から先に言ってしまうと、「食事の前後」です。



自然界に目を向けると非常に分かりやすい。

自然界の動物は、食事や狩に最も時間とエネルギーを要します。


肉食動物は空腹時、獲物を見つけると、一瞬の隙をつき、狩を成功させます。その一瞬にどれだけの集中とエネルギーを要するかというのは想像を絶するものがあります。

しかし、その一瞬に失敗すれば、多くの体力とエネルギーが失われ、かつ食べ物も得られません。それが続いてしまえば、確実に死を意味します。


草食動物は、草食なので狩に失敗というのはありませんが、消化が難しく、栄養的に不利な植物からたくさんのエネルギーを丹念に分解しながら吸収しなければなりません。

大型草食動物の体の大きさ、例えばキリンとか象とか牛をイメージすると、その栄養摂取のすごさに驚かされます。乳牛などは牧草から牛乳をつくってくれます。驚きです。

彼らの日常は、一日の大半を食べ続け、そして消化と吸収に、圧倒的に時間と体力を費やします。


自然界の動物達の最たる仕事は、食事なのです。

失敗すれば、厳しい自然界の中でそれは即座に死を意味しますから、彼らの食事は命がけなはずです。

すなわち、彼らの持つエネルギーの内で、食事に最も大量の体力が使われるようにできているということです。

特に肉食動物は、狩の時に全力を傾け、成功すると、その後はしばし休息です。



人間の体力というかパフォーマンスを発揮する位置付けも、これに近いものになっています。

考えてみれば当然で、農耕が発達する一万年前までは、このような生活が人間にとっても当たり前で、体内の遺伝情報もそれに合わせて長く進化してきた歴史があります。

もちろん、農耕以降も、人間は狩をやめたわけではありません。人間は肉も魚も野菜も食べます。


これらから分かることは、人間は進化の歴史の過程で、空腹時に最も能力的・身体的パフォーマンスを発揮し、食事をすると今度は消化・吸収に最も体力を消費するようにできているということです。

あまり知られてはいませんが、実際に我々は消化・吸収に最も体力を使います。

食後はパフォーマンスが圧倒的に低下するし、仕事などではそれが顕著です。眠くもなります。

しばしば、血液が胃腸に集中するなどと表現されます。


空腹時の方が、私達はパフォーマンスを発揮し、集中でき、食後は休むのが本来の遺伝子情報に則った私達の真の姿なのです。



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食べない人ほど仕事ができる!



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今日も最後までブログをお読みいただき、ありがとうございます。


2018年12月21日