常識を知ったうえで、常識を超える4(美肌編)


常識を知ったうえで、常識を超える4(美肌編)

【コーチングで世界を創造する】 杉本ワークスの杉本浩章です。


今年もあと数時間というところです。

ブログ読者の皆様、いつもおつきあい下さり、ありがとうございます。


私は今、家でのんびりと過ごしています。

今年最後のブログを書きながら、そして一年を回想し、来年の抱負を考えながら、一年を終えようと思います。



前回のブログは「速読」をテーマにしました。

引き続き、今日のテーマは「美肌」、皮膚の健康についてにして、今年のブログを締めくくりますね。

関連記事:「常識を知ったうえで、常識を超える3(速読編)」



多くの人が美肌の常識として考えるのは、多分、清潔感なのではないでしょうか。

ほかに、保湿とか、化粧品などによるお肌の栄養補給といったところかと思います。

しっかり皮脂や脂汚れを念入りに落として、清潔を保たなければいけないという感覚を大切にされている方は多いでしょう。


実はこの常識は大きな誤りです。

美肌を考えるうえで最も重要な視点をきちんと持つと、本当に大切なこと、やるべきことが明快に見えてきます。それが今日のテーマです。



美肌のキーポイントは、「常在菌(じょうざいきん)」です。

常在菌とは、お肌の表面に共生している菌のことです。


学説や諸説等、様々な意見や議論があります。常在菌がどういった生態系で、私達にどういった役割や機能を担っているのかというのも見解が分かれるところです。

ただ、共通認識として間違いのないことは、その常在菌が元気に活動していると、お肌はきれいになるということです。

つまり、美肌に最も重要なことは、常在菌の「育菌」という視点です。



育菌の大敵は、「洗いすぎ」です。

単純に、肌を洗いすぎると、もしくは洗剤とかシャンプーを使い過ぎると、常在菌が流れてしまうからです。


そうすると、プールで泳いだり、お風呂に浸かったりすると、常在菌が流れてしまうので、NGなのではないかという心配が出てきます。

これは多くの場合、それほど心配には及びません。多くの場合と言うのは、肌疾患を抱えた人以外を指します。普通にある程度のお肌の健康を保っている人は、この限りではありません。


ここに常在菌の生態系の秘密が隠されています。

お肌をある程度水で流したりすると、確かに皮膚表面の常在菌は、その多くが失われます。洗い流されてしまうのです。

しかし、常在菌のほとんどは、皮膚表面にはいません。

「毛穴」の中に棲んでいるのです。

ですから、皮膚表面の常在菌が失われても、すぐさま毛穴の中にいる常在菌が、皮膚表面に拡散していきます。少々お肌を洗ったくらいでは、問題は生じないのです。

その意味では、毛穴の健康こそが、美肌の秘訣とも言えるかもしれません。



毛穴の中にいる常在菌を守っているのは、「皮脂」です。

皮脂というと、私達のイメージは不潔だとか、臭いのするものみたいなネガティブなイメージがあるかもしれませんが、それは極端に長時間放置された汗や不潔な服だとか、生活汚れなどと相まった場合の話で、皮脂自体が不潔で臭いのするものではありません。

その証拠に、表現が不適切かもで恐縮ですが、愛あるセックスを恋人として、相手の肌のぬくもりや匂いが愛おしく感じた経験は、皆さんにもあるはずです。

本来、皮脂とは、美しく愛おしいものです。


常在菌にとっての皮脂とは、栄養であり、寝床であり、バリアです。

それらが毛穴の中で満たされている状態こそが、美肌の理想的な姿なのです。

よく間違ったアドバイスで、お肌の顕微鏡写真を見せられて、毛穴がこんなにも皮脂で汚れています。きれいに洗い流す必要がありますなどと言われて、高価な洗顔フォームを売りつけられたり、ヘッドスパを勧められることがあります。

これはあまりに大きな誤りです。そんなことをしたら、大切な皮脂や常在菌が失われて、肌は荒れへと一直線です。



資本主義経済というのは、概ね、噓を垂れ流します。言うまでもなく、経済を潤すためです。結果、間違った常識が私達を洗脳にかかります。

私達は、正しい知識を身につけることで、健康や経済を守る必要があります。


私自身は、頭は湯シャンだし、体を洗う時もお湯で流す程度です。あとは湯舟にゆっくり浸かって、お風呂の至福を堪能しています。浸かるのはいつも15~20分くらいでしょうか。

それでも美肌に自信があります。

美肌のコツは、適度な清潔と、育菌の姿勢だと思います。



毛穴というのは、実は「肌の常在菌のタンク」であったという感覚を持つと、理解がスムーズかもしれません。


そしてさらに、体内にも常在菌のタンクが存在します。

それが「虫垂(ちゅうすい)」です。

虫垂は、盲腸の後から突起状に垂れ下がった細長い袋状の器官というか部位です。


虫垂は、昔は人体に無用な意味のなさない器官として、虫垂炎のときは切除して構わないと考えられていました。

現代的な解釈はもちろん違っていて、腸内細菌のための住処であり、タンクであることが知られています。

虫垂が活躍してくれるおかげで、私達の腸内環境は維持されているのです。



人間というのは、相当な数と規模で、常在菌に依存してるのが現実です。

近年の研究では、健康はおろか、性格さえも、常在菌や共生菌によって支配されているとすら言われる学説まで存在します。

それほどまでに、私達の生活や生態は、常在菌に密接に関わっています。


恋人や夫婦は、長く連れ添っていると性格が似てきますが、肌のふれあいなどで、常在菌の生態系が移るからかもしれません。

IQの高い人のそばにいると、IQの高い人達の常在菌叢を受け取って、自分もIQが高くなるかもしれません。セルフトークの影響よりも、常在菌の影響の方が高い可能性も否定できないのです。



こうした事実を踏まえると、美肌に対するやるべきことやアプローチが、明快に見えてくるのではないでしょうか。


ちなみに、お肌の保湿は、皮脂を守ることで、お肌の適切な水分量が維持されます。皮脂は肌や常在菌のバリアだからです。


お肌の栄養状態の場合は、よく化粧品からやろうとする人がいますが、これは無意味です。

お肌の栄養は完全に体内や血液から補給されます。皮膚表面から補給することはできません。いくら化粧品に栄養成分が入っていたとしても、免疫によってすべてはじかれてしまいます。

衝撃かもしれませんが、真実です。

お肌の栄養状態は、身体の健康を突き詰め、血液やリンパの流れを促し、そして皮脂や常在菌を守る姿勢があれば十分です。



青木 皐 著

人体常在菌のはなし ―美人は菌でつくられる


青木皐 著 人体常在菌のはなし ―美人は菌でつくられる


今日も最後までブログをお読みいただき、ありがとうございます。

そして今年も1年間、おつきあいいただき、ありがとうございました。


来年も、皆さんにとってより役立つ情報発信ができるように、頑張ります。

よい新年をお迎えください!!


2018年12月31日