お金や財布は恋人のように、丁寧に扱う?!


お金や財布は恋人のように、丁寧に扱う?!

【コーチングで世界を創造する】 杉本ワークスの杉本浩章です。


20代の頃から、私はお金持ちに関する本を読み漁っていました。

どの本を読むべきなのかが分からなくて、そして本を読んだとしても、その内容が自分にとって本当に必要なものなのか、正しいものなのかの判断がつかなくて、とても困りました。

それでも、それを相談する人もいなくて、読み漁り続けるしかありませんでした。


周りに相談をすれば、「そんな無謀なことを考える暇があったら、全うに目の前の自分の仕事に集中しなさい」と言われるのがオチであることを、若者ながらによく知っていたからです。

コーチングで言うところの、まさに「ドリームキラー」です。



そうしてお金持ちに関する本をたくさん読んでいて、気づいたのですが、多くの本に圧倒的に共通している内容のひとつに、「お金や財布は丁寧に扱う」というものがあります。


最初にそれを読んだとき、よく意味が分かりませんでした。

生き物でもないお金や財布、どうしてそれを大切にすると、まるで恋人のように大切に接すると、お金に好かれ、お金が自分に引き寄せられていき、裕福になるのだろうかと。

財布はお金のお家(うち)だから、きれいにしておかないと、お金がその家(財布)に住みたがらないみたいな表現を、どの本も使います。

お金というモノに、魂や感情を認めるような、ある種のオカルトチックなとらえ方のように、私は若い頃、感じました。

どうせモノなのだから、大切に接しようが、雑に扱おうが、お金に感情があるわけないのだから、そんなに変わるものなのだろうかと。


と言いながら、どの本にも共通して書いてあったので、疑いの気持ちもありながら、ひそかに私自身、実践もしていました。

お金を生き物のように大切に扱い、その家であろう財布をきれいに保ち、お金にとって居心地のよい財布にする。

お金が財布の中でさみしくないように、孤独にならないように、仲間をつくってあげる。それは「お金をある程度は財布の中に入れておく」ということです。例えば10万円とかです。


確かにその習慣を実践するようになってからは、裕福になり始めたように感じます。

しかし、なぜなのでしょうか。


この手の本でよく言われることは、「お金には心から感謝せよ」というのも、特筆すべき点です。



コーチングを学び、マインドの働きを学び、そしてそれによって人生がどう変化していくのかを経験していくという知識を蓄積すると、確かに上記のような本に書いてある方法は、方法論として間違いではないことに、私自身、感銘を受けました。

つまりは、お金を大切にするというマインドがつくる、その人の選択や判断なり、行動や習慣なりがポイントなのでした。


特定のものを大切にするということは、「それを強く必要としている」ということです。

一方で、その扱いが雑なものであれば、それは意識としてはその対象が、「私にはあまり重要ではない」と言っているに等しいことになります。


丁寧に扱うか、雑に扱うかとは、その対象が、「自分にとって重要か、それとも不必要か」という「宣言」になっているということです。

感謝などは、その宣言の最たる一例でしょう。自分にとって重要なものでなければ、人は感謝など手向けません。


自分に対する宣言とは、コーチングで言うところの「アファメーション」であり、「セルフトーク」です。

そしてそれがセルフイメージを形成し、人はそのセルフイメージに沿った人生を歩みます。脳や無意識の働きとは、そういうものなのです。


結果として、大切に扱えば、それを自分に対し引き寄せるようにマインドは働く。雑に扱えば、結果的にその対象は自分から次第に離れていく、というシンプルな結論に行き着きます。

お金に対しても同様で、お金は丁寧に扱えば、その人のところに留まる。その人はお金に恵まれる。お金を雑に扱えば、その人は裕福に恵まれないことになってしまいます。



お金を恋人のように大切に、丁寧に扱う。財布はそのお金のお家なのだから、きれいに整理整頓して、お金にとって居心地がいいようにする。

これも、お金をそれだけ大切に扱っている。大事にしているし、自分にとってそれだけお金は必要だし重要だという、ある種の「臨場感生成」と考えると、認知科学的にも説明がつきます。


コーチングの創始者であるルータイスのプリンシプルに、以下のようなものがあることは、よく知られています。


I(Image)× V(Vividness)= R(Reality)

「イメージに臨場感が伴えば、それは現実のものとなる」という意味です。


臨場感が高まれば、それだけそのイメージは現実になりやすい、現実として引き寄せられやすいということです。

「お金に人格を認め、それをまるで恋人のように扱う」という姿勢こそが、お金にものすごい恵まれるということに対する、「臨場感」につながっているのです。


こうして考えてみると、お金持ちの方達が実践している、「お金に丁寧に接する」習慣や姿勢というは、裕福になるために、非常に理にかなったものですし、重要であることが分かります。



この視点で、自分がどのようにお金に向き合い、接していけばいいのかをアファメーションすることによって、それは立派な裕福マインドの形成に、非常に効果のあるものだと思います。

皆さんは、どんなアファメーションが思いつきますでしょうか。

2018年10月27日