自分一人だけエフィカシーを上げても成功しない?!


自分一人だけエフィカシーを上げても成功しない?!

【コーチングとヒーリングの融合】杉本ワークスの杉本浩章です。


前回のブログ、「他人のエフィカシーを上げて、自身のエフィカシーを上げよ?!」の続きです。

エフィカシーを上げる方法について、敢えて、自分一人のエフィカシーを上げるのではなく、他人のエフィカシーを上げることで、自身のエフィカシーを上げていく方法をご紹介しました。

その優位性についてです。



自分一人だけエフィカシーを上げていっても、決して成功はしません。

最もシンプルに考えれば、人は自分一人だけでは多くをできないからです。


会社組織を例に出せば明快で、大企業などではそれぞれの部署なり、グループなりチームなりが、それぞれの役割やミッションを遂行し、それらを成功させることで、会社全体でのゴールや目標、ビジョン、理念等に邁進していくことができます。

自分一人だけで会社全体を成功へ導くことなど、到底不可能です。

どのような規模や水準の集団であれ、皆が一丸となって取り組むからこそ、自分一人では途方もないことを成し遂げることができるのです。

成功には、絶対に、「他人の協力」がいるということです。


他人のエフィカシーを上げる習慣を築くことで、グループやチーム、さらには組織全体での集団的エフィカシー(コレクティブ・エフィカシー)を高めて、いわば「巨大なゴール(組織のゴール)」を達成していくことができます。



そして、自身のエフィカシーも必然的に上がります。

エフィカシーというのは、違ったゴールに対しても伝播していく性質があります。自信は、心の中で膨張するのです。

例えば、仕事のゴールに対してエフィカシーが上がると、趣味のゴールに対してもエフィカシーが上がりやすいということです。

コンフォートゾーンの広がりや変化(ズレ)が、そうした影響を及ぼすのでしょう。とにかく、何か一つのゴールに対してエフィカシーが上がれば、人として全体のエフィカシーも上がります。

バランスホイールの相乗効果です。


他人のエフィカシーを高めて、チームやグループ、組織全体のコレクティブ・エフィカシーが上がっていき、そしてそれが自分の職業なりのエフィカシーを向上させる。

さらには、自分の中の様々なゴールにおけるエフィカシーに対しても、よりよい影響を与えることができます。



会社組織を例に出しましたが、どのような集団でも同じことです。

最も身近な集団とは、多くの人にとっては「家族」でしょう。もしくは「恋人」同士かもしれません。

他には、趣味仲間とか、親友同士もありますよね。



コレクティブ・エフィカシーを高める優位性について、外せない重要ポイントがあります。

他人のエフィカシーを高める習慣が、「ドリームキラー対策」になっていることです。


基本、人は、どこかにおいて、ドリームキラーの悪影響を免れません。

ドリームキラーとは、ゴールの達成を邪魔してくる人のことですが、最もドリームキラーになりやすい存在は家族です。

子供が親に対して、「僕は世界中で活躍するカメラマンになりたいんだー」と夢を語って、すると親の反応が、「夢みたいなこと言ってないで、まじめに勉強しなさい」とか、「あなたみたいなグズは、そんなの無理よ」とか、「カメラマンなんて儲からないし、生活も不安定なんだから、もっと堅実な仕事を選びなさい、あなたの人生のためを思って言っているの」みたいな反撃を食らうことです。


「あなたのためを思って言っているの」という部分などは大変に厄介です。なかなかの説得力を感じるのは、私だけでしょうか。

しかし、これらの反撃は明らかに「ドリームキラー」です。

壮大な夢を邪魔しくる発言や存在はすべて、ドリームキラーです。



ドリームキラー発現のメカニズムは、きわめて強固です。

人には、今を維持しようとする強力な現状維持機能「ホメオスタシス」があります。体温を一定に保つなどです。


さらに、「今を維持したい」は、自身の体内環境だけに留まりません。人のホメオスタシスにおける環境とのフィードバック機能は、目の前の物理空間だけに留まらず、情報空間にまで広がっているということです。

すなわち、周りのいかなる情報に対しても、「一定」を要求します。

日々のテストの点数も維持したいし、まわりとの友好関係も維持したいし、年収や財政状況なども維持したいし、周りのすべての情報的環境を維持したいのです。そしてその強さは、体温を維持したいレベルに、半端なく強力です。


ホメオスタシスによって、人は、周りの人に無意識レベルで「変わって欲しくない」のです。

これがドリームキラーの正体です。

体温を維持したいレベルに、周りの存在の変化を無意識レベルで阻止してきます。

親たちの「あなたは無理よ~」も、こういうことです。



解決方法はふたつしかありません。

「ゴールを言わない」、か、「周りのエフィカシーを上げてしまう」しかありません。

後者の方法が、今回の解決方法です。

2018年03月21日