加速学習のコツと、ゴールがなければ宝の持ち腐れ?!


加速学習のコツと、ゴールがなければ宝の持ち腐れ?!

【コーチングとヒーリングの融合】杉本ワークスの杉本浩章です。


私達は幼いころから、義務教育もあって、たくさんの勉強をします。

では、そこで得た知識や技術、知恵の数々は、皆さんにとって役立っているでしょうか。


中学校でたくさんの数学の定理や、歴史の年号を覚えたと思います。

高校では微分や積分、ニュートン力学や運動方程式を学んだと思います。

化学の時間、周期表の規則性とか、化学反応を一生懸命理解しようと苦心したかもしれません。

たくさんの文学や歴史や社会秩序だって勉強したし、試験前になって必死になって徹夜したこともあったと思います。

大学に行った人は一般教養もやるし、経済学を学んだことがあるかもしれません。

それらは今の実生活において、役立っているでしょうか。



色んな捉え方、考え方があると思います。

たくさん色々学んで、それらを専門的に深くやったわけではなくても、広くそれらを知って、どれが自分にとって本当に興味が持てるものか、体験することができたと考えることもできます。

やってみなければ、触れてみなければ、本当に自分に合っているかどうかわかりません。


「リベラルアーツ」という言葉があります。

「人を自由にする学問」という意味ですが、古代ギリシャやローマでは、奴隷でなく、自由人として生きていくために必要なものであるとされています。

自由で豊かで幸福な人生を手にするにも、自分を自由にはばたかせる知識なり、情報なりを持っていなかったら、自由になりようがないからです。

例えば、外交官として活躍したいと思ったとしても、外交官という仕事を知らなかったら、そんな職業を選択することはできませんし、活躍するためには、世界情勢や歴史、宗教などを深く理解し、そして何か国語かも習得する必要があるでしょう。

何をするにしても、豊富な知識は絶対必要なのです。自由になるためには、知識が絶対にいるのです。人は知識を得てはじめて、たくさんのものが見えたり、選択できたり、人生を謳歌することができるようになるのです。

そのための学びが、リベラルアーツです。



人生をより楽しむためには、なるべく幅広く、多くのものを知っていた方がよいことがわかります。

学んだすべてが、役に立つとは限りません。しかし、学んでいなければ、絶対に出会えない世界が私達の身の周りにはすでに準備されていることも、また事実です。


すべてを深く理解する必要はありません。新聞や書物など、すべての文字を熟読する必要もありません。そんなことをしていたら、人生がいくつあっても足りません。

加速学習のコツは、まずはざっくりと、全体像を掴むのがポイントです。入口としては、浅く広く学ぶのです。ゲシュタルトを構築することが先決です。ゲシュタルトとは、「部分の総和、全体的なまとまり」といった意味です。

ゲシュタルトができてくると、知識が自然と頭に入ってくるようになります。


歴史で例えるとよくわかります。いきなり年号だとか歴史上の人物を覚えろ、知識を詰め込めと言われたらとてもつらいですし、楽しくもありません。

しかし、その時代の中での全体的な流れだとか、その迫力と興奮みたいものがざっくりと分かっていれば、人の名前や歴史も覚えやすくなります。


最初からすべてを暗記しようとするから大変なのです。全体をゆったり知ることの方が、ゲシュタルトを掴むことの方が、はるかに深い学びにつながります。

そして興味が湧けば、じっくりと、深く学んでいけばいいだけのことです。知識を増やしていけばいいだけのことです。



そうして学んでも、その知識たちが役立っているかどうか、できれば、せっかく身につけた知識なのですから、フルに活用したいものです。

大量の知識も、そのほとんどがまったく役に立たなければ、宝の持ち腐れになってしまいます。


大学の頃、一生懸命に経済学のお勉強をしたのに、今ではコンビニのバイトと、それ以外の時間はゲームをするか、寝ているかだけという生活をしていたとしたら、大学での努力はほとんど無駄と言っていいでしょう。

小学校で覚えた「かけ算九九」は役に立っているかもしれませんが、中学生でやった三平方の定理(ピタゴラスの定理)は宝の持ち腐れです。

もったいないですよね。。



それらを効果的に活用できる可能性のある方法があります。

「ゴール設定」です。

しかも、今の自分では到底想像もつかないような遠く高いゴール(現状の外側のゴール設定)です。


どんな分野であれ、相当の成果なり結果を出すためには、きわめて多くの経験と知識が必要なります。

先の例で言えば、外交官として活躍するのに、数学が分からないでは困りますし、歴史を知らないでは済まされません。

しかし、「外交官として世界的に活躍する、人々をより平和で発展的な世界へと導く、すべての外交問題を解決する」みたいな壮大なゴールが設定されていれば、今まで学んだ下地があるからこそ、クリエイティブな発想ができたり、行動したり、活躍することができるようになります。

経済学の知識だって、役立たないはずはありません。


ポイントは、「高いゴールがあるからこそ、知識が輝く」のです。

逆に、ゴールがなければ、知識は宝の持ち腐れになってしまうのです。

2018年04月27日