ブルーライトはどうして目によくないの?!


ブルーライトはどうして目によくないの?!

【コーチングとヒーリングの融合】杉本ワークスの杉本浩章です。


前回のブログで、「視力は気功でどうしたらよくなりますか?」を書きましたが、ブルーライトはなるべく避けるべきということをサラッと書きました。

ブルーライトとは、パソコンやスマートフォンなどの液晶画面から出る青い光のことで、可視光線(目に見える光)の中でも波長が短く、エネルギーが強い光のことです。

目の疲れや精神的疲労の原因になるとされています。


可視光線の波長

可視光線の波長は380nm~780nmとされ、人によっては若干の個人差があります。

ブルーライトの波長は380~500nmとされます。


nmとは、「ナノメートル(nanometre)」、10億分の1メートル。
1 nm = 0.001 µm(マイクロメートル)= 0.000001 mm(ミリメートル)= 0.000000001 m


光は、進む速さが一定(真空中で299792458 m/s ≒1秒間に30万キロ)で、波長が短くなると振動数が増え、青紫っぽくなり、波長が長くなると振動数が減り、赤っぽくなります。

C(光速度)= ν(ニュー:振動数)× λ(ラムダ:波長)=(一定)



光のもつエネルギーは、マックス・プランク(1858~1947)によって、振動数 νのh倍であると1900年に示されました。(1918年ノーベル賞受賞)

E(エネルギー) = h(プランク定数)× ν(振動数)

hは、プランクによって6.626×10⁻34と求められ、プランク定数と呼ばれています。


光のエネルギーは、振動数が大きく、波長が短いと強くなるという性質があります。



当時、光とは波(波動、電磁波)であるとされていました。ヤング(1773~1829)の光の干渉実験や、マクスウェル(1831~1879) の電磁方程式(光は電場と磁場で構成される波=電磁波の一種)によって理論化されていたからです。

もともと、ニュートン(1642~1727)の時代から光は粒子なのか波なのかという大論争がありましたが、当時は波と結論づけられていたのです。


しかし、そこにアインシュタイン(1879~1955)が、光は粒子である(光量子仮説:1921年ノーベル賞受賞)と主張します。

それを決定づけたのが、「光電効果」です。

光電効果とは、金属に光を当てると、電子が飛び出すという現象です。



光電効果をみると、不思議な現象が起きます。

金属に光を当てると、電子が飛び出すのですが、光を強くすると、電子の飛び出る速度は増すような気がしますが、それがなかったのです。

光を強くすると、飛び出る電子の数は増えるのですが、電子の速度や運動エネルギーは変わらなかったのです。

電子の速度は、光の波長を短くする(振動数を大きくする)と、速くなったのです。


これを、アインシュタインの光量子仮説を使うと、うまく説明できます。

光を粒子と考えると、光を強くすれば、光の粒子の数が増える。だから飛び出す電子の数も増える。

光の(粒子の)エネルギーは、先ほどのプランクの式から分かるように、振動数や波長によってのみ決まります。ですから、飛び出す電子の速度やエネルギーは、光の振動数や波長によってのみ決まり、光の強さ(光の粒子の数)の影響を受けないのです。


光を波動として考えると、これらの不思議な現象をうまく説明できませんが、光を粒子として考える(アインシュタインの光量子仮説)と、うまくいくのです。



光のエネルギーは波長や振動数によって決まり、波長が短く振動数が高いと強いエネルギーをもちます。

よく、紫外線やエックス線、放射能などは少量でも危ないというようなことを聞いたことがあると思いますが、それらはブルーライトよりも波長が短いので強いエネルギーをもち、光電効果から分かるように、少量であっても強いエネルギーをもちます。


エネルギーが強いということは、破壊力も当然増します。

ブルーライトという強いエネルギーや破壊力が、電子を勢いよく飛び出させるように、目の組織や神経を痛め、遺伝子レベルでも強い影響を与えてしまいます。

ブルーライトに関しては、なるべく、防ぐ方向に気を使った方がいいと言えるでしょう。

2018年05月03日