支えてくれる人達の存在のありがたさと、コーチングに過去は関係ない?!


【コーチングとヒーリングの融合】杉本ワークスの杉本浩章です。


今はもう掲載していない、昔つくったホームページのデータを、パソコンをいじっていて偶然見つけました。

その中に、飼っていた愛犬が今から2年前に死んでしまったときの記事がありました。




【以下、その時の記事、引用開始】


タイトル: 「コーチングに過去は関係ない?!」



『コーチングに過去は関係ない』

よく私たちコーチが耳にする言葉です。そう教わると言ってもいいかもしれません。

この言葉は、これだけ聞くと大変な誤解を招くことがあります。ここでしっかりと真意をお伝えしたいと思います。



まず、皆さんに質問です。「時間は過去から未来に流れている」でしょうか。それとも、「未来から過去へと流れている」でしょうか。どちらでしょうか。


答えは、どちらの解釈もあり得る、ということです。

しかし多くの方は、「時間は過去から未来へと流れている」、そう感じていらっしゃるのではないでしょうか。もちろん、その解釈は間違ってはいません。例えば、

・ この大学に入って○○を専攻したから、その企業を志すことにした
・ こんな出来事があって仕方なく、私はこの人生を選択した

「過去によって未来が決められた」と見るわけです。



実は、『時間は未来から過去へと流れている』、そういう解釈もあり得るのです。

今の自分を基準に視点を置くと、昨日のことはおととい、先おととい、と自分からどんどん離れていきます。そして、明日は時間がたつと今日になりと、未来はだんだんと自分に近づいてきます。

この解釈はもともと仏教思想の考え方なのですが、そのメリットは、過去がどんどん離れていくということは、『過去の出来事や選択による今の自分への影響力は、日に日に薄れていく』ということです。つまり、『過去は今の自分には関係がない』と考えることができるのです。



あまり知られていないかもしれませんが、コーチングは、『時間は未来から過去へと流れている』という立場をとります。それは人間の無意識の働きや認知科学の成果などを取り入れてのことです。

人の無意識は、意識を向けた方に向かうという性質があります。小さい子供が自転車を乗り始めて、電柱などのぶつかりたくない方向を見ていると、自然にその方向に自転車は向かいます。レーシングカーのレーサーもこの無意識の働きを学び、決してぶつかりそうな方向を見ないよう徹底的に訓練を行います。

コーチングにおいては、この無意識の働きを利用してゴール設定をし、ゴール達成を促すので、「時間は未来から過去へと流れている」という『未来志向』の考え方をとるのです。


時間は過去から未来に流れていると考えていると、人は、人生は過去を原因として過去の束縛を受け、過去に意識がいくことで無意識は過去の延長の未来(ステイタス・クオといいます)を創造しようとしてしまうからです。

これでは人生に大きな成長や変化を期待することはできません。大きな成長や変化、そしてゴール達成を実現するためにはどうしても、過去にとらわれず、未来を基準に考え、無意識に未来志向を選択させることが不可欠なのです。



「コーチングに過去は関係ない」の本当の意味は、『未来の創造や選択、ゴール設定において、過去は全く考慮する必要はない』ということです。

今の自分に、「過去に行ってきた不断の努力や、蓄積してきた知識やエネルギーが無駄であった」、そういった意味ではありません。過去に積み上げてきたものは間違いなく、今のあなたの糧(かて)となり、実となっています。

ただ、『ゴール設定をする際は、過去に全くとらわれず、自由に、心から望むものを選択する』ことが非常に重要なので、『時間は未来から過去に流れている』、そのように考えて頂けたら理解が深まると思います。


皆さんの未来が本当に輝かしいものになりますよう、心から願っています。


苫米地式認定コーチ 杉本浩章


愛犬「シュワ」

追記


私が今日この記事を書こうと思ったのは、つい昨日、とてもとても辛く悲しいことがあったからです。私が本当に大事にしていた愛犬に、天からお迎えが来た(2016.3.28.月)からです。

ミニチュア・シュナウザーという犬種で、16才まで生を全うしてくれました。獣医さんの話では、この犬種であれば人間でいう100才になるんではないかと。


本当に長生きをしてくれました。大病も患わず、本当に飼い主に手間をかけない、いい子でした。頭が良くて、ハンサムで、何一つイタズラしない。珍しい犬だったと思います。

すごいのは、亡くなる3日前まで、普通に元気に歩き回り、部屋ではなく必ずベランダで用を足す、本当に手間のかからない犬でした。

(写真は13才の時)



亡くなる3日前、急に倒れて、危篤状態になりました。びっくりしたと同時になぜか、お迎えが来るなと直感しました。

病院に連れていき、入院させました。本当はずっとずっと寄り添っていたかったのですが、どうしても抜けられない用事があり、2日間会いに行くことができませんでした。



仕事明けの翌日、病院に向かおうとした矢先、電話が鳴りました。『息を引き取りました』と。

結局、亡くなる3日前の突然倒れる直前に一緒に遊んでいたのが最後になってしまいました。


火葬する直前の最後のお別れの時、何度も何度も謝りました。『ごめんね、最後、一緒にいれなくて、本当に本当にごめんなさい』。

しばらく離れられませんでした。

護身刀を両前脚の間にいれてあげて、天に向かう途中、悪いものが寄り付かないように願うのですが、その刀を携えて火葬を待つ姿が切なくて切なくて。



最後、一緒にいてやれなかった後悔を、私に苫米地式コーチの認定を与えてくれた田島大輔マスターコーチにメールで話しました。


田島先生(私が勝手にそう呼んでいます)がくださった返信には、

『飼い犬は、飼い主には死に際を見せないという話を聞いたことがあります。それが犬の飼い主への愛情表現であり、優しさの表れなのかもしれません。杉本さんと共に最後まで幸せに過ごせたことを満足して息を引き取られたのだと感じます。ですから自分を責める必要はありません。それが動物の本能なのでしょう。最後に動物の本能を全うさせてあげたことを誇りに思って下さいね。僕は直接お会いしたことはありませんが、杉本さんを通じてワンちゃんからたくさんの学びを頂くことができました。心よりお悔やみ申し上げるとともに感謝の念に堪えません』と。


もう絶句で、何も返信できませんでした。



死期は、脳が自らふさわしい時期を選んで、死を迎えるそうです。

シュワ(愛犬の名)は、私に死に際を見せず、私の邪魔をせず、仕事に差し障りがないような時期をわざわざ選んで、天に向かっていきました。

本当に手のかからない犬でしたが、死ぬ時まで、死ぬ瞬間のタイミングまで考えてまで、飼い主思いだったことを考えると、涙が止まりませんでした。シュワちゃんらしいな~って。



シュワと、田島先生には、感謝で感謝で、感謝の念に堪えませんでした。


私は、残された者として、前を向いて歩かねばなりません。前を向いて歩くという大切さを皆さんにどうしても伝えたくて、今日私はこの記事を書きました。

最後まで読んで頂いた皆さま、お読み頂きありがとうございました。

そして、悲しみでボロボロになりかけた私を励ましてくれた、ここには名前を出せない人たちへ、心から感謝しています。


2016年03月29日


【引用終了】




私はコーチングを学ぶ前、仕事と勉強ばかりをしているところがありました。

人づきあいがそれほど多くはなかったのです。


コーチングを学び、人づきあいをきちんとしていこうと考えなおし、アファメーションも書きました。

「私は友人・仲間が多く、出会いやご縁、人脈に恵まれ、私の周りにどんどん素晴らしい人達が集まってくるので、毎日が刺激的で楽しい」



先の記事を偶然目にして、本当につらく悲しい状態になってしまいました。

色々と犬のことを思い出してしまい、相当に凹んでしまいました。


しかし、その話をパートナーにメールで話して、その後心配してくれた彼女が電話をくれて、声を聞き、とても救われました。

ほかにも、友人とキャンプに行く話をしていて、元気が少しずつ湧いてきました。


師であったり、親、恋人やパートナー、友人の存在は、本当にありがたく、人生になくてはならない、かけがえのないものです。

大事にしていきたいですね。

2018年05月15日