脳の成長を過負荷で考える?!


脳の成長を過負荷で考える?!

【コーチングで世界を創造する】杉本ワークスの杉本浩章です。


脳の成長について考えるとき、それを筋肉の成長に例えて考えてみると分かりやすいように思っています。



まずは筋肉の成長について考えます。

筋肉はどうしたら効果的に成長してくれるのでしょうか。

以下の3点が大きなポイントです。


・ 過負荷

・ 栄養

・ 休息(超回復)



筋肉が太るためには、栄養と休息が不可欠なことは感覚的に分かると思いますので、ここでは詳しく触れません。

ただシンプルに突き詰めれば、栄養素として、「タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラル」がバランスよく摂られていることです。

日本人の場合、炭水化物(糖質+繊維質)の摂取が多い割に、タンパク質の摂取量が少ないのが、その一般的な傾向です。

より美しい筋肉美なるものを目指すのであれば、タンパク質をきちんと摂取し、炭水化物を少々少なめにしていくのがコツと言えるでしょう。

食事の中で、炭水化物の多い食材(主にご飯やパン、そばなど)を減らした分だけ、タンパク質の多い食材(肉類、卵、豆腐、納豆など)を増やすイメージが分かりやすいと思います。


言うまでもなく、休息も不可欠です。

あとでまた触れますが、筋肉に「過負荷」をかけることが必須です。

そして、過負荷をかけると、筋肉はいわゆる「傷」がつきます。

筋肉は、次に同じような負荷がかかった場合、前回の過ちは犯さないようにと、傷がつかなくて済むような体(筋肉)を構築しようとします。

その過程で、成長ホルモンが分泌され、筋肉の修復が促され、筋肉は太っていきます。これが「超回復」です。

筋肉が太るためには必ず、この超回復の期間を設ける必要があります。すなわち「休息」です。

ですから筋トレは毎日やってはいけないわけですが、筋トレ実践者は常識のごとく実践されていることでしょう。

どのくらいの頻度や過負荷でやるべきなのか、それはゴール次第ですし、それに従いつつ、己自身の状態によっても変化します。

そこは、トレーナーさんの腕の見せ所だと思います。



筋肉の成長に最も重要視すべきもの、「過負荷」です。

「過負荷」という言葉に注目して下さい。

「負荷」ではないということです。

「負荷では足りない」のです。


軽い負荷で、いくら運動や反復動作を努力しても無駄になってしまいます。

ペットボトルを持ってスクワットを何度やっても、太ももの筋肉の成長は限られてしまいます。

体格にもよりますが、きちんと肩に数十kg単位のバーベルを背負う、またはそれに匹敵する負荷をきちんとかけないと、スクワットの効果や筋肉の効果的な成長は表れてきません。


逆に、過負荷がきちんとかかり、筋肉に適切な「傷」がつけば、努力(筋トレ)の回数や頻度は結構少なくても大丈夫なようです。

私自身、トレーナーさんにお願いして筋トレを正しい姿勢でやるように努めていますが、10日1度、今現在はペースを上げて週一しかやっていません。

しかし、筋肉はちゃんと成長してくれるわけですから、「過負荷」恐るべしです。



「過負荷」と「負荷」の違いとは何でしょうか。

一言で言えば、「慣れていない負荷かどうか」という表現ではどうでしょうか。分かりやすいと思います。

慣れている負荷では、決して筋肉はそれ以上成長しません。現状維持や、筋肉量の低下の防止にはなると思いますが。

慣れていない負荷こそが過負荷で、成長に必須の条件となります。



さて、脳の成長について考えたいのですが、脳の成長は、筋肉の成長に例えて考えられるのではないかと思っています。

というより、同じです。

要するに、脳の成長にも、「過負荷・栄養・休息」が必要であるということ。休息は、ここでは睡眠と捉えて下さい。


脳の成長における過負荷とは、どういったものなのでしょうか。

もちろん、脳がダンベルを上げるわけではありませんよね、笑笑。


先ほどの過負荷の定義に立ち戻ると分かりやすいです。

「慣れていない負荷」です。

言い換えると、「慣れていない事象やレベル」といったところでしょうか。

今の自分にとって簡単で慣れているものをいくらたくさん考えても、脳にとっての過負荷や筋トレにはなり得ず、脳の成長やIQアップにはつながりません。

脳にもやはり、過負荷が必要ですし、それがIQアップになるのです。

ここの場合での「IQ」とは、何か解決したい問題や達成したい目標等があって、それを解決、もしくは達成するための能力と考えて頂ければと思います。



脳における過負荷の最たるものは、恐らく、「絶望」か、「命の危険を感じる」ことでしょう。

それが最も我々の成長・進化を最加速させるものと考えられます。かなりの苦痛を伴ってしまうのも事実ですが。

私たちコーチング実践者としては、無論、進んで絶望しろ、命の危機を感じることを自発的にせよ、と言うわけではありません。コーチングに、ネガティブな感情は用いません。


どうするか。



それが、「現状の外側のゴール設定」ということになります。

慣れていない負荷をかけること、それが過負荷であり、脳の成長に必須の条件。まさしく現状の外側世界の事象です。


現状の外側のゴール設定をすれば、脳にとっては確実に、過負荷がかかります。

脳は大進化を果たしてくれることでしょう。


脳の成長のためには、「過負荷・栄養・休息」が必要条件と先ほどご紹介しましたが、現状の外側のゴール設定以外にも、バランスの良い食事でもってきちんと栄養を摂り、睡眠もきちんと取ってくださいね。

それが脳力アップのための必要条件なのですから。

2018年06月21日