利他と寄付と自身の経済について


利他と寄付と自身の経済について

【コーチングで世界を創造する】 杉本ワークスの杉本浩章です。


昨日のブログの続き的な内容になりますが、利他力を磨き続けることはとても大切です。

それをしないと、決して社会で豊かさを手に入れることはできないからです。

色々な意味で、貧しくなっていってしまいます。この部分は真剣に考えなくてはなりません。



そうすると、「寄付をしたい、どれくらいからはじめたらいいのか」と考える人が出てきます。

寄付は本当に素晴らしいものです。

極端な言い方ですが、お金はいくらあっても決して邪魔になるものではないですし、下手に相手に役立たないプレゼントをするよりも、すぐに役立つお金の方が相手のためになることが多いからです。


欧米やヨーロッパの方では、直接現金を手向けることに抵抗を持つ人が多いようです。

結婚式のご祝儀にお金を包む日本人に対して、疑問を感じるようです。


しかし、僕自身はそうは思っていません。相手のために一番役立つ方法を取ればいいと思います。



ただ、寄付を利他でやろうとする人の中に、よくある過ちがあります。

自身の経済が確立されていないにもかかわらず、寄付に熱心に取り組もうとする姿勢です。


この心理の中身というのはこうです。

自身の経済状態がよくない人がいて、その人たちが自身の経済が安定していないのは利他が足りないからだと考え、寄付をしようとするのです。



これは大きな誤りです。

まず問題なのは、見返りを求めて無理に寄付をしても、寄付というのはそういうふうにするものではないからです。

それでは分け与えというよりも、自滅に近いものがあります。


当たり前ですが、寄付をすれば手元のお金は少なくなります。

それでも自分の生活や質にほとんど障害が生じなければ、寄付は相手にとって素晴らしいものになりますし、自身も魂の育みという意味で実りあるものです。

自他ともに豊かさを手に入れることができます。


しかし、自身の経済が貧しい状態で無理に寄付をすると、手元のお金が減り、ますます貧しくなるに決まっています。

これは本末転倒です。豊かさを目指すべきものが、実際は自身の首を絞めているだけです。

実際、手元のお金が減れば必ず、「お金ないな~」的な思考やセルフトークが間違いなく発生します。早い話が、セルフイメージがより貧困に向かうということです。


これを寄付と言えるでしょうか。



寄付というのは、自身の豊かさの中で、余裕をもって行うべきものです。そうでなければ自滅です。

寄付を考える前に、まずは自身の経済状態を安定させることを優先すべきです。

自身の経済状態が安定していなければ、思考やセルフトークは必ずネガティブなものになりますし、貧困に向かっていってしまいます。


そうすると困るのは自分だけではなく、家族や親をも悲しませることになるでしょう。これを利他ということはできません。

利他は相手にポジティブを与えるものであって、それは自身が貧困の中にあっては決してできないことです。



このようにして考えると、自身の経済状態が安定していない状態での寄付が、いかにマイナスかということがよくわかります。

寄付の前に、自身の経済安定が優先です。

そして余裕が出てきてから、ゆっくり寄付をはじめればいいことです。


それに、日本国民は、日本にいるだけで寄付をたくさんしていると言えます。

税金のことです。

個人にとっても営利企業にとっても、マネタイズを注視すれば、支出の多くを占めるのが税金であることに気づきます。



僕の場合のひとつの例ですが、僕の健康保険は今年80万円を納めています。去年は77万円でしたが、今年は上がりました。

自分は病院はほとんど行かないし、病気もしません。

でもそれで支払った健康保険の支払額が自分に戻ってくるかと言うと、それはありません。掛け捨て保険にしては結構お高いですね。

これは保険というよりも、税金という感覚です。


もちろん、自分が年をとり、いつかは病院に行くかもしれないのはもちろんですが。。

これだって立派な寄付だと思うのです。

2019年07月21日