健康のゴールに向けて


健康のゴールに向けて

【コーチングで世界を創造する】杉本ワークスの杉本浩章です。


コーチングにおけるゴール設定には、「バランスホイール」というものがあります。

ゴールを設定する際、「各方面にまんべんなくゴールを設定する」ということです。


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その中には、「健康」に関するゴール設定があります。

健康に関するゴールとは何でしょうか。

ゴールというのは「人生における目標、成し遂げたいこと」ですから、「健康面に関する目標」ということです。

コーチングのゴール設定は人生の多方面にわたり、それぞれのゴールが現状の外側という非常に高いものですから、それらを達成するとなると、並大抵のエネルギーでは成し得ません。高いゴールだからこそ、無意識はたくさんのエネルギーを生み出してくれるのですが、それを支える土台として身体を健康に保つことが重要なのは言うまでもありません。


健康面に関する目標がイメージしにくいかと言うと、そうでもないですし、かといって、明確なゴールというのもあまりありません。

漠然と、「真の健康」とか、「仕事や趣味が堪能・満喫できる健康状態」、「余裕と自信と体力に満ち溢れた身体」など、その人によって、色々な形のゴールが考えられるでしょう。


ゴールを数値化して、「体重○○キロで、美容と健康とスタイルの両立、吸い付くようなみずみずしい肌」や「視力1.5」というゴールも考えられます。視力の悪い人にとって、視力が1.5というゴールは、確かに「現状の外側」になり得ますね。

血液検査の理想の数値をゴールとすることもあり得ます。ただ、血液検査の数値がすべて正常値だからといって、完璧な健康とは限らないでしょう。目安にはよいかもしれません。


「ヨガを楽しみながら身体をよく動かし、若々しく健康的な日常を過ごす」というのもいいでしょう。このゴール設定はどちらかというと、「趣味や生きがいのゴール」と言えそうですね。バランスホイールにおけるゴール設定のひとつひとつは、すべてが完全に独立している必要はないので、何の問題もありません。「健康と趣味と生きがいのゴール」と捉えればいいのです。


人間が高いパフォーマンスを発揮するためには、リラックスと身体の充分なゆるみが必須であることは、今や多くの場所で語られている事実ですが、「深いリラックスと水のようにゆるんだ身体」というゴールもいいかもしれませんし、「長生き」を健康のゴールにすることも可能かもしれません。

自身の心の声に素直に、耳を傾けてみて下さい。



ゴール設定の中身は、現状がどのようになっているのかを考慮せずに、各々が自由に選択・判断すればいいのですが、健康を考えるうえで、とても重要な要素があります。

それは、「気血の巡(めぐ)り」です。

中医学では、病や不調の元には、「気血の滞り」に問題があると考えます。要するに、気(生命エネルギー)や血液の循環が滞り、細胞ひとつひとつに充分に酸素と栄養、エネルギー、神経やホルモンなどの情報伝達、疲労物質・老廃物の除去が行き届いていないということです。


昨今、「脳疲労」という言葉をたびたび耳にしますが、脳に必要十分な気血が巡っていないからですし、パソコンやデスクワークなどで目や脳を酷使し視力が低下した人が、目や脳の血液循環を改善することで、視力が回復する可能性が大いにあることが知られています。


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免疫力が低下し、風邪をひきやすい人が、適度な運動によって基礎体力をつけ、代謝をアップし、免疫力を高めることができますが、その根底には、気血の巡りの改善による細胞への充分な酸素と栄養の供給があります。


オリンピックなどのスポーツ選手やアスリート、武道家、ヨガ行者、一流のビジネスマンや実業家たちが脳や身体のパフォーマンスアップを図るうえで、「脱力」や「リラクゼーション」にこだわっていることをご存知でしょうか。

スポーツ選手が、試合や競技の前に入念にストレッチをする光景を見たことがあると思いますが、端的に言うと、筋肉や全身をほぐしているのです。そうして、気血を巡らし、細胞に充分な酸素と栄養を供給させ、神経伝達やホルモンの流れをよりスムーズにし、そして疲れや老廃物を洗い流す、そのようにして最大限のパフォーマンスが得られるように準備をしているのです。

武道家がなめらかでスピード感溢れる動作ができるのも、力を目一杯込めたり、力んだり、筋肉隆々だからではありません。リラックスし、全身がほぐれ充分に脱力し、気血が巡っているからこそ、最高のパフォーマンスを発揮することができます。



主に、頭を使う仕事も同様です。

脳や身体全体に充分に気血を巡らせることが不可欠です。

脳というのは不思議な臓器で、質量は体全体の2%程度ですが、エネルギー消費は体全体の20%を占めるといいます。いわゆる大食漢の臓器なのです。

そんなエネルギー消費の多い脳ですから、頭を使う仕事となれば、脳への充分な気血の巡りによって、エネルギーをたくさん供給することは絶対条件です。

それが滞ってしまえば、良い成果やハイパフォーマンスなど期待できるはずがありません。


「気血を充分に巡らす」、そのための「リラクゼーションと脱力、そして運動」が、健康や様々なパフォーマンスアップを計るうえで、最も重要な基礎となります。



この視点で、健康に関するゴール設定やゴール達成を考えるのは、非常に有効です。

「ウォーキング」によって健康と基礎体力づくりを目指すことができますし、気血の巡りとリラックスのための方法は、ウォーキングだけではありません。ヨガや気功だってありますし、他にも色んな選択肢が考えられそうです。


何かのスポーツに励んだり、それに関わる現状の外側のゴール設定もいいですし、武道未経験の方が武道家としての人生を志し、何かしらの目標を達成するのも現状の外側のゴールとなります。


日々、身体全体を隅々までよく動かし、質と量の両面で運動を促し、全身にまんべんなく気血を巡らすことで、全細胞に充分な酸素と栄養などを供給する。

それを後押しする、各種脱力法やリラクゼーション法。力みや緊張があっては、血管は収縮し、気血の巡りが悪くなってしまいます。


充分にリラックスし、まんべんなく身体を動かすうえで、「趣味や生きがいのゴール設定」は大変効果的です。

趣味のゴールをつきつめると、健康というおつりが勝手についてくるかもしれません。


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2017年07月28日