マインドがエネルギーを生み出さなくなったとき


マインドがエネルギーを生み出さなくなったとき

苫米地式コーチング認定コーチの杉本浩章です。


生活をしていて、ふと最近調子が出ないな~とか、やる気やモチベーションがイマイチだとか、マインドが全然エネルギーを生み出してくれないなどと思うことはないでしょうか。

燃え尽き症候群などもそうですし、うつ病もそのような部分が内包されています。

どのようにしてそのような症状から脱出し、マンネリ化した刺激のない生活状況等に陥らないようにしていったらよいのでしょうか。



こういったときは、マインドはどういったメカニズムでエネルギを生み出しているのかに立ち戻って考えてみることが大切です。

コーチングでは、その答えはシンプルです。


「自分のマインドの中にある、あるべき生活環境(状態)を維持する分しか、マインドはエネルギーを生み出さない」


あるべき生活環境とは、マインドの中にある自分にとって居心地のよい空間や領域のことです。人間は人それぞれ固有の、無意識にとって居心地のよい世界があります。

例えば、自分にとってのリラックスできる生活水準はこのくらいだとか、年収は大体○○だ~とか、テストの点数は平均的にこの程度とか、その人固有の無意識が安心できる領域があるのです。


この領域をコーチング用語で、「コンフォートゾーン」といいます。

私たちは無意識に、このコンフォートゾーンを維持しようとします。

周りの環境がコンフォートゾーンから外れると、マインドは慌ててそれを修正しようと、エネルギーを生み出しますし、コンフォートゾーン内にいると、マインドは安心し、リラックスします。

そういうメカニズムが生得的に備わっているのです。


コンフォートゾーンについて詳しくはこちら:
「コーチングを理解しよう STEP4 コンフォート・ゾーン」



マインドがコンフォートゾーンを維持する分しかエネルギーを生み出さないというのであれば、意図的にエネルギを大幅に発生させたいと考えたとき、答えは簡単です。

現状という名の身の回りの環境や状況と、マインドの中のコンフォートゾーンとのギャップを、意図的に大幅につくればよいのです。

そうすれば、無意識は慌てて、大幅にエネルギーを生み出してくれます。


より分かりやすく言うと、現状とコンフォートゾーンとのギャップが大きければ大きいほど、マインドはエネルギを生み出してくれるのです。


コンフォートゾーンの中身は、その人の無意識にとっての居心地のよい空間や領域のことで、それは「セルフイメージ」によって規定されます。

すなわち、自分自身に対する思い込み、自分像こそが、コンフォートゾーンの境界を決定しています。

この理論こそが、コーチングの最も根幹的な部分のひとつです。



より刺激的で変化に富み、幸福で輝きに満ちた人生を、誰もが望むことだと思います。そのためには、もちろんマインドにもたくさんのエネルギーを生み出してもらいたいところです。

そうでなくては、マインドはコンフォートゾーンを維持する分しかエネルギを生み出さないため、コンフォートゾーンの変更を意図的に行わないと、私たちは無意識に現状維持に徹し、変化と刺激のないマンネリ化した人生を送ってしまうことになります。


そのような人生でも構わないというのであれば、敢えてコンフォートゾーンの変更を行う必要はありませんが、このブログを読んで下さっている方はおそらく、全員が変化と刺激に満ちた人生を望んでいるはずです。より幸福な人生とは何かを、突き詰めたいと考えているのではないでしょうか。



マインドにたくさんのエネルギーを生み出してもらいたい。そのために、現状とコンフォートゾーンとのギャップを大幅につくりたい。

ポイントは2つです。

コンフォートゾーンやセルフイメージを大幅に変えるために、現状からかけ離れたゴール設定をすることが一つ目。これをコーチングでは、「現状の外側のゴール設定」といいます。ゴールとは、人生における目標のことです。

そして2つ目が、そのゴールの世界をコンフォートゾーンとするために、ゴールの世界の「臨場感」を脳内で徹底的に高め続けることです。脳は、臨場感の最も高い世界を現実ととらえるのです。これこそがコーチングのゴール達成技術の肝であり、認知科学によって明らかにされている事実です。


「現状の外側のゴール設定」と、「ゴールの世界の臨場感」、この2つのポイントを押さえれば、マインドは必ずエネルギーを生み出してくれます。それが、マインドのカラクリです。



もし、今の自分にエネルギーが足りないと感じてしまったとき、上記の2つのどちらか、もしくは両方が必ず欠けています。

現状の外側のゴール設定がきちんとされているか、ゴールの世界の臨場感を高める行為が疎かになっていないか、よくよく考えてみる必要があります。


ゴールを設定していても、それが本当に現状から遠く離れたものになっているかどうかというのは、意外と見落とされがちです。本人はできているつもりであっても、できていないことが多々あります。

一方で、ゴールの世界の臨場感を高める行為に関しても、臨場感を高めるものの最重要項目として、「アファメーション」が大変効果的ですが、それがきちんと為されていないこともよくありがちです。皆さんは毎日、きちんとアファメーションを読んでいらっしゃるでしょうか?


アファメーションについて詳しくはこちら:
「コーチングを理解しよう STEP7 アファメーション」


両者をきちんと、見直してみましょう。

そうすれば、間違いなく、変化と刺激に満ちた豊かな人生が築けます。



コーチングの創始者、ルー・タイスのアファメーション


I could be more, do more, and have more.I am going to start with myself, with my own self talk, and build out from there.
Lou Tice

私はもっと大きな人間になれる。もっと多くのことができる。もっと多くを手にすることができる。まずは自分のことから始めよう。自分に語りかけることで、可能性を切り開こう。
ルー・タイス

2017年08月13日