世界の頂点を目指して、東京大学?!


世界の頂点を目指して、東京大学?!

【コーチングで世界を創造する】杉本ワークスの杉本浩章です。


今朝は、東京都港区の白金台を散歩しながら、あたりで朝食を取っていました。


散歩をしながら、ふと横を見ると、東京大学の医科学研究所・東大病院がありました。

正門の横には、左右にふたつの看板が置いてあり、それぞれ以下のように大きく書いてあります。


・ 世界の頂点を目指して

・ 最先端の技術で社会に貢献する


後者はとてもよいゴール、もしくはアファメーションだと思いますが、前者を見て、本当にもったいないな~と、ため息が出てしまいました。



「世界の頂点を目指して」という文言です。

発想や意気込みは大変に素晴らしいものだと思います。さすがは東大です。


しかし、表現がよろしくない。

なぜかというと、「世界の頂点を目指して」ということは、「現在は世界の頂点ではない」、「今の私達(東大)は世界の頂点には君臨していない」という本音や無意識の判断が垣間見える表現だからです。



コーチングでは、ゴールの世界を達成している自分にふさわしい表現であったり、思考や姿勢を取るようにします。


アファメーションのルールのひとつに、「現在進行形で書く」というものがあります。

アファメーションとは、ゴールを達成した未来の自分の臨場感を高めるために、言葉を使って、自身のマインドに働きかける技術です。

例えば、「私は大勢の人の前でもリラックスし、自信と余裕をもって講演をすることができて、誇らしい」のように記述し、それを読むことで、自身のマインドや無意識に対し、ゴールの世界にふさわしい自分を効果的に刷り込みます。


「ゴールをすでに達成している自分」を無意識にとっての当たり前にするために、「現在進行形」の表現が必要になります。



ですから、先の東大の例で言えば、「世界の頂点、東大」とか、「世界の頂点を独走する、東京大学」、「世界の頂点に君臨する、東大」みたいな表現方法を取らないと、無意識にとって、「今の私たちは頂点ではない」と暗に示してしまうことになります。


「最先端技術の研究・開発・提供によって社会に大いなる貢献をし、より良い豊かな世界を創造する、世界の頂点、東京大学」などと自信を持って書いておくと、非常によいわけです。



上記のように書くと、必ず、ドリームキラー(夢を壊してくる人)が現れます。

「今は世界の頂点ではないだろう」とか、「頂点になってからそう言うべき」とか、「日本の大学のくせにおこがましい、世界の大学ランキングで日本は〇十位だろ~」みたいなことを言ってくる人たちのことです。


ドリームキラーの発言は、まったく気にする必要はありません。

なぜなら、彼らはドリームキラーだからです。



パーソナルな(個人向けの)コーチングの場合は、ゴールやアファメーションというのは、他人に見せるべきではありません。

見せてしまえば、必ずドリームキラーが現れるからです。


しかし、大学や企業、組織全般の場合は、構成員や社会に対して、その組織の在り様や存在意義を示すために、組織のゴール(コーポレート・ゴール)やビジョン、理念等を公にする必要があります。

ここが、パーソナル・コーチング(個人向けコーチング)とコーポレート・コーチング(組織向けコーチング)の大きな違いのひとつです。


公にするのですから、色々と工夫が要ります。



マインドを更なる高い次元へと誘う、最先端の認知科学に基づいた次世代コーチング 【コーチングで世界を創造する】杉本ワークス
2018年08月09日