周りの人全員が、人間関係のプロではない


周りの人全員が、人間関係のプロではない

苫米地式コーチング認定コーチの杉本浩章です。


社会生活の中で、色々な人と出会います。そして様々なやり取りが行われます。

仕事でのつきあいもあれば、友人関係や恋愛関係、家族関係など、多種多様です。

人間関係のない生活など、ほとんどの場合、考えられないでしょう。

人生を豊かで幸福に過ごしていくうえで、人間関係の在り方は多くを占めることにでしょう。



そんな非常に重要な位置を占める人間関係ですが、おそらく、人間関係で嫌な思いをしたことがない人などいないでしょう。

どうしてこの人は、こんなことを私に言うのだろうとか、なんでそんなことをするのだろうとか、意地悪な人もいるし、本人にその気はなくても相手を傷つけてしまったり、気が利かないと感じてしまう人もいます。

そういったものを悩みととらえたら、人生は悩みばかりのものになってしまいかねません。


ここでひとつ抑えておきたいことは、「周りの人全員が、人間関係のプロではない」ということです。



ひとは、だれでも不得意なことがあったり、うまくできないこともあります。

逆に、上手にできることもあります。趣味にしていることはうまくなるでしょうし、仕事に関わることはもちろんそうです。

プロフェッショナルとは、その道や専門分野に精通している人、そしてサービスを提供し責任をもち、それで生活していける人のことを言いますが、いずれにしても、上手になれたのは、その分野に対して多くの時間を割いたからに他なりません。

仕事でも趣味でも、多くの時間投資や努力があって、その対象が上手にできるようになります。

時間投資をしていなければ、慣れていなければ、誰もうまくできません。最初からうまくできる人などいないのです。何でも練習が必要になります。


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そう考えると、人間関係に上手な人と、上手でない人の両方がいるのもうなずけます。

何かしら、人間関係の在り方をつきつめたり、意識したり、本を読んだり、努力をしたことのある人、それを積み重ねてきた人は、人間関係は自然にうまくなっていくでしょう。


仕事ひとつとっても、サービス業や営業職など、人と接する仕事を糧としてきた人は、人間関係に対して、必死に学んだ経験があるのではないでしょうか。

逆に、人とあまり接する機会の少ない仕事だってあります。パソコンに向かう仕事は、人と接する機会が少なくなりがちですし、いわゆる技術職などは特にそうでしょう。

そんな中で、全員が人間関係を同水準に学んだりすることはありません。

当たり前のことですが、人によって、「人と接するスキル」にも大差が出てしまうということです。

「周りの人全員が、人間関係のプロではない」のです。



コーチングは、「ゴール設定」からはじまります。

そのゴール設定は、「各方面にまんべんなく設定」していきます。これを「バランスホイール」といいます。


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どういう人間関係を築きたいのか、どういう人生を歩みたいのか、それも「ゴール設定」です。

ゴールを設定していなければ、目的地がなければ、今の自分がまず何をすべきかを決めようがありません。目的地が定まっていない乗り物は、あっても役割が果たせないことと同じです。

「ゴールが先にあって、認識が後から生まれる」ということです。


ゴールが決まると、認識が生まれます。

すなわち、ゴール設定すると、ゴール達成に関連するもの、必要なもの、ゴールの具体的な達成方法などが自然に見えてきます。今の自分が本当に何をすべきかが、分かるようになっていきます。

それが、人の認知の姿です。

人間関係においても、例外ではありません。

2017年09月06日