人一倍、成果が勝手に表れる


人一倍、成果が勝手に表れる

苫米地式コーチング認定コーチの杉本浩章です。


「人一倍、成果が」と聞いて、皆さんは憧れを抱くでしょうか。

抱く方は多いと思います。私自身も以前はそうです。


「以前は」ということは、今は違うということです。

タイトルを、「人一倍、成果が勝手に表れる」としましたが、「人一倍、成果を出す」にはしていません。なぜだか分かりますでしょうか。


コーチングをある程度ご存知の方はお察しのとおり、「コーチングに比較の概念は存在しない」からです。

ともすると私たちは他人と比較をしがちです。学力などにおける競争や順位の、子供時代からの慣れ親しみによって、比較に対してなんら違和感を感じないのが私たちの心には染みついています。

しかし、コーチングに「比較」は存在しないのです。比較があると、必ず、負けはありますし、負けがあると自己評価が落ちるからです。勝った優越感も、一時しのぎに過ぎません。


コーチングにおいて、自己評価を落とすことは致命的です。私たちは、自己評価どおりの人生、セルイメージ(自分像)どおりに生きる存在だからです。

長い人生を幸福に過ごし、満喫するのに、比較は必要ありません。自分がやりたいことをやって楽しめばいいのです。



ただ、「人一倍、成果が勝手に表れてしまう」理由は、知っていた方がいいと思います。

「やりたいことをせっせとやっていると、努力をせずとも」、成果は勝手に表れます。


この「やりたいこと」を言葉で単に「やりたい」と表現していると、その思い浮かべる感覚に、かなりの個人差があるように感じます。

感じている臨場感世界は、個人差が相当に大きいものです。それは当たり前で、人によって生きてきた理由や目標やゴール、生活環境がまったく違うのですから、無理もありません。

仕事を毎日こなすのが精いっぱい、目の前に与えられた責務で頭いっぱい、そんな生活を3年もしていたら、自分が本当にやりたかったことだとか、趣味なんて忘れてしまう、そんな人は結構多いと思います。私自身もそうでしたし、長く趣味を忘れていた時期がありました。

自分がやりたいことって何だっけ、やりたいってどんな感覚だっただろう、そう感じるかもしれません。



「やりたい」を知るのに、子供のころ、何かに熱中していたときのことを思い出すと、とても参考になるかもしれません。

「誰かに止められてもやってしまう、身体が勝手に動いてしまう」、この感覚です。


子供のころ、宿題をやらなきゃいけないのに、そんなのそっちのけ、何かに思いっきり熱中する。そのことが気になって気になって仕方がない。

そして、親に怒られる。「遊んでばっかりいないで、ちゃんと宿題しなさい」と。親に怒られ、止められても、子供はやってしまいます。

もしかしら、隠れてコソコソと、夜中にそれをやるかもしれません。明日のことや寝不足のことなんか、まったく頭にありません。やりたいことをやっているときは、元気に満ち溢れまくるのです。



「やりたい」の表現は、こんな形もあります。

「自分でも止められないくらい、そのことが好き」。

家庭の事情や財政を考えると、今はやるべきでない、にもかかわらず、鉄道模型やNゲージにハマるお父さんみたいな感じです。

もう、好きだから、仕方がないのです。



この感覚が、コーチングで言う「心からやりたいこと、Want-to」です。

そして、この強い感情をもって臨める高い「ゴール」、人生で成し遂げたい壮大な目標を色んな方面で設定していってほしいのです。

すると、やりたいことをせっせとやっているだけで、努力をせずとも、人一倍、成果が勝手に表れます。

2017年09月19日