余裕のないときに限って、、


余裕のないときに限って、、

【コーチングで世界を創造する】 杉本ワークスの杉本浩章です。


不思議なもので、余裕のないときに限って、起きてほしくないことや事件が起きるものです。

皆さんも今までを思い起こすと、思い当たることが多々あったと思います。


心に余裕がないときに限って、心がいっぱいいっぱいになるような出来事、精神エネルギーが必要なことが身の回りに生じるのです。

時間がないときや忙しいときに限って、労力や時間を食う何かが起きるのです。

お金がないときに限って、お金がどうしても必要な事態に迫られるのです。



例が分かりやすいので、お金の場合で考えてみますが、お金に余裕のないときというのは、お金が出ていってしまう事態が生じるものです。

実際は、お金があるときもないときも、不測の事態が生じる確率は変わっていない可能性がありますが、余裕がないときは特に、その不測の事態に対する対応力や余裕がなくなるので、結果的に「お金のないときに限って」という心理に陥っているのかもしれません。


スコトーマの原理で、お金に余裕のない環境に置かれると、「お金がなくて困ったな~」のようなネガティブなセルフトークが必然的に脳内に蔓延します。

すると、お金がなくて困った状態に対するスコトーマが外れ、お金に困る事象がより明確に見えるようになります。結果的に、セルフトークどおりに、お金により困るわけです。

もしくは、セルフトークどおりの現実を引き寄せるために、無意識はわざとお金に困る事態をつくろうと、やらかします。文字どおり、引き寄せの法則です。思考や言葉が、そのとおりの現実を引き寄せるのです。



余裕がないときに限って、問題が生じるというのは、真実と言えます。

マインドのカラクリというか、心理的にそういうものというか、引き寄せの法則というか、説明の原理は色々ありますが、要は、「何であれ、余裕がない状態になっている状況がよくない」という根底があります。


自分の何が、一体どういった本質が、自身の余裕をなくしているのかを、しっかりと見極める必要があります。

自分の生活習慣とか、性格や癖とか、言葉遣いとか、無意識の行動とか、何かが原因で余裕をなくす事態をつくり出しているはずです。

それを冷静に観察し、見極めるのです。



困ったもので、無意識というのは善い悪いの善悪の判断なく、今までを維持しようとする働きがあります。

良い習慣も悪い習慣も、無意識にとってはお構いなしに、その習慣を維持しようとします。これがマインドにおける「コンフォートゾーン」のカラクリです。

それらの習慣が自分にとって、居心地がよいのです。


習慣というのは、無意識の奥底にまでその人に馴染み、染みついている情報現象というか、脳へのプログラミングです。

習慣がその人にとって悪しきものであるのならば、当然治していかなければなりませんが、マインドの現状維持能力、コンフォートゾーンの力はかなり強力なので、そのプログラミングの書き換えは決して容易ではありません。


しかし、治さなければ、一生その悪しき習慣に囚われ、苛まれる人生を続けなければならなくなりますし、余裕のない人生にならざるを得ません。



習慣を変えるには、非常に強い意志の力が必要になります。

マインドとは、思考や言葉によって形づくられるのが、その本質ですから、自分を変える強い意志と、言葉やセルフトークを変えることによって、少しずつマインドやコンフォートゾーンを書き換えて、そして習慣を変えてゆきます。


自身に余裕のなさを感じているのであるならば、余裕のなさをつくり出している本質や習慣をしっかりと見極め、修正します。



強い意志の力があれば、何だって変えられます。思考だろうが言葉だろうが、人生だろうが習慣だろうが、時間がかかろうが、必ず変えられます。

それが意志の力の持つ影響力の凄みです。


しかし、大多数の人は、人生や習慣を変えることに非常に悩み、四苦八苦して壁に当たります。

意志が弱い足りないから、本気度が不足しているからと言ってしまえばそのとおりなのですが、これは怠けているとか、努力が足りないのとは違うのがポイントです。


この場合、本質的に足りていないのは、「渇望感」です。

つまり、人生の目標、ゴールに対する渇望感が不足しているために、意志の力が最大限に生かされないのです。

言い換えると、本当にやりたいことや人生のゴールがその人にないか、まだ見つかっていないのです。

ですから、貪欲さや渇望感、人生を変えるための強靭なエネルギーが発揮されずに、自分を変える意志も弱く、人生や習慣をなかなか変えられないという事態に陥るのです。


このメカニズムをよくよく理解していないと、自分を変えるための信念や努力が空回りすることがあり、非常につらい思いをしてしまうかもしれません。



人生に何かしら余裕がないというのなら、その余裕をなくしている正体をきちんと突き止め、習慣を治す必要がありますが、そのための原動力としての意志の力、渇望感を発揮するためには、真にやりたいゴールが、どうしても必要になってくるのです。

自分に本当にやりたいことがない状態で、ただ習慣を変える、余裕をつくる、人生やマインドを変えたいと言っても、ほぼ確実に失敗します。


まずはとにかく、「ゴール設定をする」ということです。そこがスタート地点なのです。

2019年09月24日