誠実であらねばならないのか?!


誠実であらねばならないのか?!

【コーチングで世界を創造する】 杉本ワークス MIND Over The NEXT!!


コーチングにおいてやる気やモチベーションについて語るとき、考え方は非常にシンプルです。

心からやりたいと感じること、内面から自発的に生じるモチベーションは非常にパフォーマンスが高い。

逆に、心からやりたいと感じないこと、外部からの圧力や強制感・義務感によって生じるモチベーションはパフォーマンスが低い。

前者をコーチングでは「Want-to(~したい)」感情によるモチベーション、後者を「Have-to(~しなければ)」感情によるモチベーションなどと表現したりします。


考えてみれば当たり前のことで、やりたいと思えることというのは、とても捗(はかど)るし、意志力や精神体力を消費してやるものとは程遠い感覚のものですよね。勝手に身体が動くというか、やらないと気が済まないという感じです。

夢中になったり、没頭するのもそうです。努力して立ち向かっているというより、好きで、もしくはやりたくて、本人が勝手に夢中になっているだけです。


一方、強制感や義務感を感じるものは、捗るものではないし、成果も表れづらい。

親に怒られながら何かをする子供の風景を想像してみれば、一目瞭然です。

「はやく掃除しなさい」、「もっと勉強しなさい」と言われて、それらに熱心に励む子供は見たことがないはずです。

掃除する子はきれいが好きで、自分から進んで掃除をします。これが内面から生じるモチベーションです。

勉強する子は、勉強が好きだったり、勉強によって何かを成し遂げたくて、自ら勉強に励んでいるものです。



モチベーションは、起こそうとして起きるものではないことを理解することが大切です。

モチベーションを起こそうということは、その背後に必ず、モチベーションを上げ「なければ」というHave-to感情が潜んでいるのです。

だからそう考えているうちは、成果が表れない。パフォーマンスが上がらない。


どうしたら、モチベーションが「しなければ」ではなく、「したい」に変わるのか、ここを押さえることは大切です。



「稼ぎたい」という感情と、「稼がなければ」という感情で比較してみましょう。

何かどうしても欲しいものがあって、それを買いたい。でも結構高い。

それでも欲しい。

この場合、「稼がないと買えない」と思うかもしれませんが、しかし、それを持っていることをゴールにする、それを持っている自分が当たり前というマインドの状態にもっていくと、人は「どうしても稼ぎたい」という心理になります。

モチベーションが内面から自然に湧き起こり、稼ぐことが「want-to」になるのです。

つまり、Want-toモチベーションの起きる前提に、「ゴール」があるのです。

「どうしても欲しいものを手に入れる」というゴールです。


一方、「稼がなければ」というモチベーションの場合です。

例が良いか悪いかはご容赦頂きたいのですが、ふと思いついたので、例に挙げます。

自分には妻と子供がいる。その妻や子供とは関係がうまくいっていない。今の時点で、あまり愛情を感じない。でも彼らが生活するためにはお金がどうしても必要。家賃も払うし食費もかかる。

この場合、どうしても「稼がなければ」、「働かなければ」、「仕事に出かけなければ」と考えてしまいます。これは明らかに「Have-to」モチベーションです。

仕事も捗らないでしょうし、やる気も出ないでしょう。成果も表れず、収入も変わらずの可能性が非常に高い。



今の例で、稼がなきゃいけない立場の夫は、どうしたら「稼ぎたい」に変わるのでしょうか。

それは「ゴール」を見つけることです。

できれば、「家族に関するゴール」です。


例えば、「毎月家族とラグジュアリーな旅を満喫する」とか、夫婦や親子で趣味にハマるとか。

そうすると、そのビジョンを強く描いているうちに、マインドはそれが当たり前の自分と設定し、そのためのリソースや手段を見つけ出したり、エネルギーを発揮したりして、「稼ぎたい」になるのです。

夫婦二人の趣味やゴールなどが見つかれば、夫婦仲はとてもよくなるでしょう。



これらの例で分かることは、人は、心からやりたい目標やゴールが見つかっていないと、どうしてもモチベーションは上がらないということです。

人生は「はじめにゴールありき」なのです。



ブログタイトルの「誠実であらねば」も同じです。

ビジネスで成功したいとか、お金をたくさん稼ぎたいという志があると、その過程で人は必ず「誠実さ」に行き着きます。

ビジネスは一人では絶対に成り立ちません。お客様がいて、そのお客様が喜んでくれるから、商品やサービスを買ってくれる。お金を支払ってくれる。それが売上となって、会社の利益や自身の収入にもなっていく。

稼ぎたいと思ったら、誠実でないと無理でしょう。たとえ一時は成功をしたとしても、長続きはしません。誠実でないと、お客様はいずれ離れていってしまいます。


このとき「誠実でありたい」のか、「誠実であらねば」なのかは、マインドの働きやモチベーションを考えるうえで、きわめて重要です。

どうしても成し遂げたいビジネスのゴールがあって、絶対に達成したいから、「誠実でありたい」。もしくは愛する家族がいて、彼らと幸せに過ごしたいから、そんなビジョンを思い描きながら誠実でありたいのなら、それはとても素晴らしいことです。


逆に、特にやりたいことや目標もなく、ただ家賃と食費を稼がないと生きられないから、仕方なく稼いでいる。

そのためには誠実でないといけない。

これは「Have-to」モチベーションですし、とてもつらいです。長続きはしないでしょう。


「誠実でありたい」のと、「誠実であらねば、なぜなら食えないから」とでは、あまりにもモチベーションやマインドが異なるのです。

どちらが今後の人生を明るく豊かなものにしていくのかは、明らかですが、両者の違いは非常にシンプルで、「心からやりたいゴールがあるかどうか」というだけのことなのです。


ここの力点を間違えて、モチベーションを高めるために、自己啓発のテクニック本に終始しても、人生は決して豊かにはなりません。

モチベーションに悩むのではなく、何よりもまず、「ゴールを見つける」ことが先決です。



今日もブログを最後までお読みいただき、ありがとうございます。



読むだけでコーチングマインドが身につくツイートやブログをLINE@でお届けしています。

下記のリンクから気軽に登録してみてください。


友だち追加



自由意思で自らの人生を選択していく、マインドを更なる高い次元へと誘う、認知科学に基づいたコーチング 【コーチングで世界を創造する】杉本ワークス
2018年10月30日